電子書籍
勧めたい児童書
2021/09/06 09:18
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
小川未明文学賞の大賞を受賞した児童書です。弟が欲しかった少年が、謎の店で弟ロボットをレンタルする物語。平易な文体でありながら、一つ一つのエピソードがしっかり描かれていて、主人公の健太の気持ちが良く伝わってきました。弟ロボットのツトムと喧嘩を繰り返す日々に健太の心は揺れに揺れまくりますね。物語の展開がどうなるのか非常に興味深かったのですが、なかなか心温まる着地だったと思います。子供たちに勧めたい児童書でした。
紙の本
初めての切ない物語におすすめ
2021/04/28 15:31
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投稿者:あーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
詳しい内容を知らずに息子に渡しました。
とても神妙な顔で読んでいたので、どうしたのか聞いてみると「泣きそう」とのこと。
その後、私にも勧めてくれるほど、印象に残ったようです。
話の流れも良く読みやすかったので、初めての切ない物語におすすめです。
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電車で読んでて泣いちゃいました。(恥
表紙の絵が可愛いなと思って読んだのですが、
内容もすごく良かったです。
ツトムが可愛いのと、健太の子どもらしさがよかったです。
弟が欲しくて弟ロボットをレンタルした健太。
ケンカのたびに「お店に返すぞ」とツトムをおどしたり、
ポテトチップスを全部食べられておこったり。
はりきってお兄ちゃんになったものの自分が一番じゃなくなり、
我慢しなさい、お兄ちゃんなんだから・・・
と言われるたびだんだん弟が憎くなってきます。
そしてついにお店に返してします。
もう一度迎えに(レンタルしに)行ったときにはもう記憶を消されて
老夫婦の孫になってしまっていました。
後悔する健太にお母さんが赤ちゃんができたことを健太に告げます。
その時の「ぼく、お兄ちゃんになってもいいのかな」という
つぶやきがグッときます。
そしてベットにツトムの手紙がありました。
もうその手紙読んで電車の中にも関わらず泣いてしまいました。
(まぁ、昼間で人は少なかったですけど健太とシンクロ・・・)
手紙を書きたいから頑張って字の練習してたもんな、ツトム。
最後の「おにいちゃんだいすき」は反則です。
しかもとなりにツトムのイラストまで・・・。
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第19回小川未明文学賞受賞作品。
たくさん読んでいるわけではないが、今まで読んだ小川未明賞受賞作品の中では、一番面白かった。
弟が欲しいと強く思っている健太は、ロボットの弟をレンタルする。ツトムと名づけ、最初は喜んでいた健太だったが、次第におにいちゃんの辛さを実感してきて、ついにはツトムを返してしまうが…。
アイデアも面白いし、健太とツトムの兄弟の楽しいやりとりから、次第にツトムを無理やり返却してしまう下りではドキドキ感もあり、ラストには胸つまされる感動と、なかなかの書き手の新しい登場である。
正直言って、最初はそう期待せずに読んだのだが、ラストでは思わずほろリとなりそうになり、ところどころ未完の部分もあるのだが、新人らしからぬうまさである。
この人は児童文学の書き手では収まらないな、たぶん。
もっとはばたける人。
三木謙次氏の挿し絵もよく内容と合っている。
装丁もちょっと星新一の本のようで、児童書の良さがよく出ている。
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下に兄弟がいる子にも、いない子にも読んでほしい1冊。弟がいるってどんなことなんだろう?かわいくて一緒に遊べて楽しいところもあれば、お母さんを取られてしまうように思ったり、時々面倒なことをされてしまったり・・。子どもの気持ちがよくあらわれていて、胸の奥がちくっとしたり、なんともいい難い感動があったり。面白くて一気に読んでしまう名作です。
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一人っ子の健太は弟が欲しかった。そんな時、弟ロボットをレンタルできることになりました。
かわいい弟ロボット、ツトム。ツトムを突然連れて帰っても両親も学校も、もとからツトムがいたかのように毎日がすぎます。健太を慕うツトム。健太も弟ができて嬉しいのですが、兄になったとたん、我慢しなくてはならないことも出てきて、とうとう・・・
こうなるんだろうな展開ではあるけれど、最後にホロリと泣かされる。
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子どもたちへの読み聞かせにいいかな、と思って
手にとりました。
いつもは絵本だからひと晩で1冊という流れだったが、
この本を機会にひと晩1章ということで続きはまた明日~、
ということでスタートしました。
一人っ子にとってはうらやましいかもしれない兄弟の存在。
でも実際に居ると、
案外邪魔に思ったりすることの方が多かったりするんですよね~。
物語の終盤で弟を見捨ててしまうわけですが、
取り返しのつかない裏切りをして
悔やんで悔やんで・・・
そしてラストのツトムからの手紙・・・。
最終章は思わず涙声で読んでしまい、
「パパ、なんで泣いてるの?」と言われてしまう始末・・・。
子どもたちはこの痛みをわかるようになるのは
何歳になってからかな~。
「読み聞かせにはどんな本がいいですか?」という
お客さんには今は必ず薦めてます!ガチな1冊です!!
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一人っ子なら誰しも憧れるであろう、兄弟という存在。
ひょんなことから弟ロボットをレンタルした健太。
でも、可愛い弟のツトムを家に連れて帰ってみると、お母さんの膝をゆずらないといけなかったり、おやつを取られたり、お兄ちゃんって良いことばっかじゃない。
弟ロボットなんてレンタルしなきゃよかった!
かわいくって、ちょっぴり胸がちくっとして、最後はほろりと来ます。
友達が話す兄弟のことが、うらやましくって仕方なかった小学生のころを思い出しました。
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最後がせつない‥‥。
息子が泣きじゃくって「このほん見るとないちゃうから、どっかやって」と言って来た。
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小学生の息子のために用意しました。読んでいる最中から泣き出して、どれどれと自分が読んだら大号泣…。
こどもの切なさ、ツトムのはかなさ、
母の想いなど、一冊にギュッとこめられてます。ぜひ、読んでみてください!
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最後にほろりとする温かい話。
なんだかんだ嫌なこともあるけど、兄弟っていいな、と思わせてくれるような1冊。
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小学生向けの本。弟の欲しかった健太君が、自分のおこづかい全財産2106円で弟ロボットのツトム君を借りてきます…。
予想通りの展開なのに最後はウルウルきちゃいます。子供の読書感想文に悩んでいる方、この本オススメです(^^)
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ひとりっ子の主人公が、ある日の学校帰りにレンタルロボット屋さんを発見し、弟ロボットをレンタルするというお話。
やや想像のつくオチではあるものの、SF短編として見てもなかなか面白いと思うし、ちょっぴり切ないような気持ちになり、読後感は良かった。
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小学生の息子の読書感想文にと。何気にチラっと目を通したら、そのまま読み切り。いやー泣きました!まさか泣くとは。
心理描写が上手くて、ところどころ、ほんわかしたり
グっときたり。
ストーリーも◎
大人にもオススメ
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弟がほしい健太が弟ロボットをレンタルします。
あこがれのお兄ちゃんになったものの、もやもやする健太の様子にはほほえましさを感じました。
一方弟ロボットの気持ちを思うととても切ないなっておもいました。