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電子書籍
まさかわたしがPTA!?
著者 まついなつき
そろそろPTAをやらされそうなお母さん必読!活動内容、人間関係、仕事との両立…『笑う出産』のまついなつきがコミック&エッセイでPTAに関する不安を一気に解消します!
まさかわたしがPTA!?
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紙の本
ベテラン母ちゃん・まついなつきさんのガイドで覗く「ドキドキPTAワールド」
2012/05/18 02:20
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しのはら - この投稿者のレビュー一覧を見る
お馴染み、まついなつきさんのマンガで描く、母ドキドキのPTA体験。
主人公は小学2年生の母・松山夏美。それに竹ちゃん梅ちゃんの松竹梅トリオ。親しみやすいマンガで、するする読めます。
これまでは、ご本人の実体験をセキララに描く事の多かったまついさんですが、今回は少々趣向が違います。
まついさんといえば、男子三名育成中のバリバリ現役母ちゃん。PTAのご経験もおありです。けれども今回、あえてご自身の体験を生のまま出さず、お友だちや東京都のPTA協議会長さんに取材され、複数の学校のお話をブレンドしフィクションとして描かれたとの事。
結果として、とてもバランスのいいお話に仕上がっていると感じました。
この本の良さは、「著者本人による単なるPTA勧誘本」に”なっていない”ところ。
だって、PTAって地域や学校によってかなり違うし、メンバー(保護者と先生)も入学卒業転勤でどんどん変わっていく「流れ行く組織」ですよね。
おまけに、家庭の事情も母の性格も得意不得意もそれぞれ。100人が100人同じ形では関われない。
ひとりの母の体験だけでひと括りに描き、安易にお誘いするには、あまりにも幅広く流動的過ぎるシロモノです。
その点、本書は、取材を元にPTAの良き面・悪しき面と、様々なスタイルの関わり方を描き、松竹梅トリオの「その後」も三者三様。いろんな角度からPTAを俯瞰できるようになっているのです。
だから、PTA未体験の方が読んでも、役員として運営する側の方が読んでも面白い、どちらにもオススメの一冊なのです。
また、PTA以外の学校・地域活動にもふれています。
少年野球等のスポーツチーム、こども会、各種ボランティア・サークルなどなど、地域や子どものためになる活動はPTAだけではないんですね。
中でも「父親参加の場」について語られた言葉は、ひときわ印象的。
「何か哀しい事件が起こってから、集まって話し合うのではなく、楽しい計画のために集まる、それが自然に子どもたちの過ごす場所の安全につながっていく、わたしはそう信じています」と。
これはそのまま、PTAそれ自体の意義にも還っていく内容ではないでしょうか?それに、子どもたちが安全という事は、その地域全体が安全という事。
本書は、PTAをとっかかりに、子どもたちや自分自身が暮らす地域を、より住みよくするためのヒントを、ささやいてくれていると思うのです。
電子書籍
PTAあるある
2022/10/19 13:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hammy - この投稿者のレビュー一覧を見る
PTAの事がよく分かると思います。コミックエッセイなので読みやすいです。ただ、田舎から都会の学校へ転校してきた我が家では、都会のPTAでは全く状況が違っていて驚きました。地域によっては全く違うので参加にならない方もいるかと思います。