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蟲と眼球と白雪姫
エデンの林檎の不思議な力で人知を越えた存在となった少女・眼球抉子――通称グリコ。不死身の彼女は、千余年の時の中で初めて、「大切な存在」宇佐川鈴音と出会ったが、林檎を狙う者...
蟲と眼球と白雪姫
蟲と眼球と白雪姫 (MF文庫J)
商品説明
エデンの林檎の不思議な力で人知を越えた存在となった少女・眼球抉子――通称グリコ。不死身の彼女は、千余年の時の中で初めて、「大切な存在」宇佐川鈴音と出会ったが、林檎を狙う者たちとの戦いのなか、鈴音は意志のない生ける屍・肉人形となってしまった。グリコは、「仲間」になった殺菌消毒・美名、不快逆流・蜜姫とともに、鈴音をもとに戻せる人物――『一人部屋』を探し出すが、あと一歩のところで、宿敵『最弱』に鈴音を奪われてしまう。鈴音を助けだそうと、グリコたちは奔走するが、街にはバケモノが溢れ出し始めていた……。本当の幸せを取り戻すための戦いがついに終結! 不器用な優しさを秘めたグリコたちの物語、最終巻。
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紙の本
この結末は誰にも話さないでください!!
2007/05/28 05:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うわっ、こうきたか! な蟲と眼球シリーズ最終巻、蟲と眼球と白雪姫です! うわ、あんまりにもすごかったのでドキドキ。これは、これは、これは、すごいです!
この作者さん生来の悪戯っこなのか読者の意表を突いてきます……もうっ、誰がこんなオチ予想できるかーッて感じで、もう途中から逆に面白くて笑いながら膝を叩いて大喜びしちゃいましたww
最初のほうから「これ、どうなるの??」というかんじに進んでいって、次から次へとみんな死んでいって、そして最後の謎解き! こんな小説初めて読みました……!
とにかくお勧めです! 最初のほうはとっつきにくくて苦手でしたが、もうぜんぶ許しちゃうw 日日日めw
まだ未読のひとはぜひ読んでみてください! でも注意! オチを知っていたら驚きが半減ですから、この結末は誰にも話さないでください!(書評サイトとか見るとけっこうネタバレしてて酷いなぁと思います……無粋です)。
紙の本
めためた
2007/02/11 00:02
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
蟲と眼球・完結編
それぞれの目的・役割・想いを持ちながらも次々倒されてゆく「不快逆流」「一人部屋」「殺菌消毒」たち
神に成り代わろうとする「最弱」
終わりつつある世界で鈴音を救おうとするグリコが見た真実とは・・・
もともと隠喩的なものを持っている物語でしたが、いささか強引に型に押し込んで形付けた印象
収まりきらずはみ出た部分も多くあるように感じます
最後の最後で誰が主人公なのか誰の物語なのか見失ってしまった