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迎え火の山
著者 熊谷達也 (著)
生と死の臨界に迫る傑作伝奇ミステリー。旧盆の十三夜、出羽三山の霊峰月山(がっさん)の頂から麓に連なる迎え火。即身仏(ミイラ)取材で帰省した工藤の友人正志は、古来の採燈祭(...
商品説明
生と死の臨界に迫る傑作伝奇ミステリー。旧盆の十三夜、出羽三山の霊峰月山(がっさん)の頂から麓に連なる迎え火。即身仏(ミイラ)取材で帰省した工藤の友人正志は、古来の採燈祭(さいとうさい)復活に奔走していた。だが工藤の父親に続き、正志も闇の中で襲撃される。もう1人の同級生由香は工藤に、鬼から村を守ってきた一族だと明かし、「祭を止めて。ソ乱鬼(そらんき)が降りてくる」と告げた。(講談社文庫)
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邂逅の森と少し違う視点かも
2015/06/06 17:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アトレーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の作品はどれも熱い。日本の原風景という言葉の似合う作品が多い。改めて、古代の呪術がなぜ、ここまで生活とつながっていたのか、腑に落ちる思いだ。好みもあるだろうが、自分には、この人の作品はどれも、単なるエンタメやミステリの範疇には入らないような奥の深さがある。この作品、ミステリとはいえないだろうなぁ。ストーリーだけ追えば、結末はあまりにも陳腐かと(苦笑)そこを求めちゃいけない(笑)リーダビリティは抜群!そしてこの文章の強さは相変わらずで素晴らしい。
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熊谷達也の少し違う一面を持つ作品
2014/10/11 08:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アトレーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人の作品はどれも熱い。
日本の原風景という言葉の似合う作品が多い。
今回は少し、高橋克彦テイストだが。
改めて、古代の呪術がなぜ、ここまで生活とつながっていたのか、腑に落ちる思いだ。
好みもあるだろうが、自分には、この人の作品はどれも、
単なるエンタメではなく、ミステリの範疇には入らないような奥の深さがある。
この作品、ミステリとはいえないだろうなぁ。
ストーリーだけ追えば、結末はあまりにも陳腐かと(苦笑)
そこを求めちゃいけない(笑)
リーダビリティは抜群!
一気読みしたくなる。
この文章の強さは相変わらずで素晴らしい。