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ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて
著者 麻井宇介 (著)
良質なワインは何に由来するのだろうか。かつては、ボルドーやブルゴーニュだけが永遠に偉大な産地だとする銘醸地信仰があった。第二次大戦後、醸造技術の進歩と品種の世界的拡散によ...
ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて
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ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて (中公新書)
商品説明
良質なワインは何に由来するのだろうか。かつては、ボルドーやブルゴーニュだけが永遠に偉大な産地だとする銘醸地信仰があった。第二次大戦後、醸造技術の進歩と品種の世界的拡散によって風土の壁は乗り越えられ、新興産地が続出した。知識と技術を手にしたつくり手たちは、本当につくりたいものが何かを明確化してワインづくりに邁進している。日本のワイン水準を飛躍的に高めた醸造家が、酒づくりの到達点を示す。
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紙の本
2001/10/14朝刊
2001/10/19 22:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は日本のワインの質を高めるのに貢献した醸造家。ブドウの良しあしを決めるのは、風土や技術ではなく、つくり手の「思想」だという。産地や品種、技術の歴史をまとめた上で、より良いワインを造るカギは、「歴史の中に集大成されている経験的知識を、自分が立つブドウ畑の現実と、自分が抱くワインの理想像をつなぐ架け橋とするために、どう応用するかにある」。国別の栽培面積や消費量を記したデータも付く。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001