読割 50
電子書籍
おうちのひみつ【イラスト付】
甘えて、ひどいことばかりしたいつも笑顔で賑やかな真実の体に絶えない、傷。それは、周囲の期待を負いながらも受験に失敗した弟・裕司の暴力のせいだった。裕司はどうしようもない閉...
おうちのひみつ【イラスト付】
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
おうちのひみつ (プラチナ文庫)
商品説明
甘えて、ひどいことばかりしたいつも笑顔で賑やかな真実の体に絶えない、傷。それは、周囲の期待を負いながらも受験に失敗した弟・裕司の暴力のせいだった。裕司はどうしようもない閉塞感を真実にぶつけて、縋る。真実は裕司を拒絶せず、甘やかすように受け止めて体を開いていたのだ。禁忌の関係を友人に諫められるが、真実は裕司を突き放すことができなかった。歪んでしまった想いに追い詰められ、兄弟は──?
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
兄と弟
2019/03/23 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも笑顔で明るい真実の体には、傷が絶えない。それは、周囲に期待されながらも受験に失敗した弟・裕司の暴力のせいだった。兄弟のありかたが痛くて切なかった。
紙の本
暴力が…
2018/09/30 18:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に珍しいパターンの話で、高遠さんの「告白」を少し思い出しました。
目線が受けに近い立場であるせいか、最初は弟の暴力に全く愛が見えず、子どもっぽいばかりで、単なるDVとしか思えないために読むのに時間がかかってしまったが、受けがそれに対して「我慢」ではなく「愛」で受け入れているのがわかる終盤の逃避行ぐらいからはぐっと楽になりました。
正直主役のCPに共感できるところはかけらもなく、語り手の一人である塚本のほうが魅力的でこちらとの幸せを願いたいくらいなのだが、受けにとっての幸せはそうではないらしいので、しょうがないですね。