紙の本
傍において、いつも読み返したい一冊
2006/07/30 08:33
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
「恋なんて、
人生の中では一番無目的で、危なくて、
自分を投げ出さなければできないことなんですもの。」
岡本太郎と敏子さんの「語録」。
愛し合うことに、真摯に向き合った人たちだからこそ発することができる、
嘘のない言葉たち。
格言みたいにずしんと来るの名言もあるし、詩みたいにキラキラしている台詞もある。
岡本敏子さんは、
「恋愛について、話しました。」でも言っていたとおり、冒頭の言葉にもあるように、
自分をつくらずにさらせ、とメッセージングしている。
こうも言っている。私はこの言葉が好き。
「弱くたっていい。
そういう自分のまま、貫きとおすんだ、
と覚悟を決めるのよ。」
恋愛をすると、熱心にメイクをするみたいに、内面のこともよく見せよう、見せなきゃとがんばってしまう。(私だけ?)
でも強がったり見栄を張ったりいい子ぶったりする必要なんてないんだよ、と諭されているみたい。
自分をつくってしまうのは、きれいな恋愛をしようとか、もっと愛されたいとか、そういう見返りを求める気持が働いているんだなあと、思い当たってしまう。そんなことをわからせてくれる、貴重な一言。
また、敏子さんのありのままを愛した太郎さんの言葉も、すごくまっすぐで、愛し合うというのはこんなに人を素敵にするんだなと思いました。
電子書籍
恥ずかしくなるぐらいのラブレター
2020/05/25 17:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
よく歳を取ってもいつまでもラブラブでいたいとか、いつまでも新鮮な気持ちでいたいとかいいますが、それを地で行くラブレターを盗み見てるような気分。でも不思議と嫌味な感じはしない。女性にお勧めです。
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?.?で読んで泣きそうになって、必死にこらえた本。
奥様でもある敏子さんの言葉もたくさん書いてあるんだけど、
素敵な人には素敵な人がつくんだなって納得★
愛する人がやりたい事を笑顔で背中押してあげればいいのよ、という敏子さんの言葉はとても深いです♡
恋愛でわがままになったら
読まなきゃいけない本です★
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運命ということばはこの2人の方の為にあるんだと思う位、お互いがお互いをつよく思ってるその絆がなきたいくらいすき。
とくに「男女」っていう言葉を太郎さんが書かれたときのはなしがすき;)
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いろんな場面において、必ずぴたりとはまる、彼・彼女の言葉がみつかる。ここまで究極にできたら、きっとすばらしい。
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愛し合う二人の言葉が詰まった本。
1つ1つに感動し、学びと
「こうなりたい」と強く願ってしまうような
パワーをくれます。
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<目次>
つらぬく
はぐくむ
ひきあう
かさなる
ぶつかる
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純愛ってかんじ。
飾らない言葉なかんじ。
この夫婦のような恋愛ができるといいですね。
ぼくがいちばん好かないのは、「あたしなんか」という女性だね。
屈折している。
「あたしなんか」といいながら、その実、相手に、「そんなことないですよ」といってもらいたいんだ。
男は
女性の世界観から
自分の中にけつらくしているものを、見出す事ができる
これが喜びであり、救いとなる
愛情だけが二人の仲を結んでいる
無条件の関係だから、
男も女お相手に対して、いい加減になれない。
その緊張感が女を、また異性としての男をみがくのだ。
☆自由である、ということが男の魅力の前提条件だ。
たとえ別れていても、
相手が死んでしまっても、
この人こそ自分の捜し求めていた人だ、
と強く感じ取っている空いてがいれば、
それが運命の出会いだ。
好きな女性が、
他の男と結婚しようが、
こちらが他の女性と結婚しようが、
それはそれだ。
ほんとうの出会いは、約束事じゃない。
恋愛と言うものさえこえたものなんだ。
太郎さんが「男女」という素敵な字を書いたの
男と女がくっついてひとつになってるんだけど、男が上。
だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、
「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」っていうのよ。ちゃんとわかってらっしゃる。
人は自分にないもの、
むしろ反対のものに惹かれるんだ。
男の人はいろっぽくなきゃ
いろっぽい=野蛮
セクシーじゃない男なんて、
しょうがない。
マイナスのときだけ情熱的になるのは女の子の卑しさなのよ。
太郎さんに好きだって言われたことなんか一度もなかった。
言われなきゃわからないようじゃ、はじめからやめちまった方がいいわよ。
なによりもい、いまが大事なのよ。
いま、この瞬間に全存在がパッと輝くの。
「私のこと愛してる?」とか、
「どのくらい好き?」って。
だいたいそんなことを問い詰めてどうするの。
バカじゃないのと私は思うよ。
いま、そこにいる二人が、向き合っているほうがずっと実在なんだから、そのことを大事にすべきじゃない。
やきもち焼いてる暇はないの。
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「発言」や「一言」を集めた本のため、
1ページに並ぶ文字数は少ない。
流れるようにさらりと読み終えてしまうもよし、
言葉の意味を噛み締めながらじっくり読みすすめるもよし。
恋愛についての言葉であっても、それだけではなくて、
恋人以外の人間関係を作り上げていく上で、
自分が一人の人間として生きていく上で、
「考えるヒント」となって「頑張っていこう」と励まされる。
78ページの敏子さんの言葉。
太郎さんが「男女」っていう素敵な字を書いたの。
男と女がくっついてひとつになっているんだけど、男が上。
だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、
「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」って言うのよ。
ちゃんとわかってらっしゃる。
なんて素敵な二人なんだろう、感動してしまった。
「男女」という二つの漢字が組み合わせられて出来た言葉。
そしてこの本の白い紙の上に「在る」青い文字で表される
男の言葉と赤い文字で表される女の言葉、
それらが全て岡本太郎さんと敏子さんの姿に重なる。
この本を開けば、わかっていないようで実はよくわかっていた、
人を愛する事にかけても天才で、
とてもカッコ良い岡本太郎さんがいて、
そんな彼を心から尊敬し、時には母のように、
全身全霊をかけて彼を愛した敏子さんがいる。
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「自分の事ばかり考えるのではなくて相手の事をもっと思いやったり、考えなさい。」と言われたかのように、太郎氏と敏子氏の言葉一つ一つに胸をうたれました。
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「私は太郎さんを、生身の生が終っても、最後の最後まで女に命を預けてくれた人として大切に、胸の谷間に、子宮の奥に抱きしめてともに生きてゆきたい。」
なんて、敏子さんって太郎さんにめっちゃ惚れてたんだなーと思った言葉。子宮の奥に抱きしめてなんて。キュンとしちゃうね。 母性本能からなんだろうなあ。
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太郎さんと敏子さんの愛の言葉。
敏子さんがお話されてる映像を見てなんてきらきらした素敵な人だろうと思い、すぐ買いに行きました。
敏子さんの言葉一つ一つに考えさせられる、恋愛中に読みたい本。
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岡本敏子さんの愛し方は、すごい。
憧れとも違うけれど、すごい。
こういう愛し方もあるんだなって思う。
まっすぐすぎて、心にきました。
太郎さんの愛し方は・・・素直というか。
普通のオトコなかんじです。
でもところどころ納得。
とにかく敏子さんがすごい。
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としこ さん
たろう さん
すごくしんらいしあって
いきていたんです+
すごくあこがれの
かんけいなのです
こんなふうに
おもわれたいのです
おもわなきゃ ね
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想い想われ、お互いへの限りない無償の愛。
丸ごと自分をさらけ出し、相手を受け入れる。
簡単なようで、でもとても難しい。
おふたりのように人としても男性・女性としても
器の大きい人間でありたいと思わされます。