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恋色骨董鑑定譚 ~アンティーク・キャラメリゼ~
洋風旅館で住み込み仲居をする私・夏子は、恋に疎く処女をこじらせ中。ある日、長期宿泊客の骨董鑑定士・津田さまが持ち込んだアンティークを壊してしまい、代償として「おまえの目利...
恋色骨董鑑定譚 ~アンティーク・キャラメリゼ~
恋色骨董鑑定譚 アンティーク・キャラメリゼ (フルール文庫 ルージュライン)
商品説明
洋風旅館で住み込み仲居をする私・夏子は、恋に疎く処女をこじらせ中。ある日、長期宿泊客の骨董鑑定士・津田さまが持ち込んだアンティークを壊してしまい、代償として「おまえの目利きをさせろ」と迫られる。謎めいた四十路の彼から幾夜も施される“目利き”と称したエロティックな愛撫に、心もカラダも蕩かされていき――。でも最後までは奪わず、骨董のように愛で触れるだけなのは、なぜ……?
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すごくよかった。
2014/01/22 21:29
13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さるきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても上品で、最後の最後まで安心して読めた。
夜のシーンも、静かな文体の中に艶やかさがあっていいです。
商品説明?のあらすじはアテにならないですよ。
あらすじだけ読むと、すごく一方的に攻められて翻弄されて、みたいなストーリーを想像するけど全然ちがいます。すごく愛があります。
骨董品や旅館の描写は丁寧で美しくて、想像するのがとても楽しい。
その美しい品や情景を、大切に慈しみ愛でる2人の姿がとても素敵。
「アンティーク」や「キャラメリゼ」の意味を作中で知って、
ああ、この人がこんな風な言葉や態度をとるのはそういうことがと納得したり。
ヒロインや相手の年齢の設定は、最初に登場したときにおっ、と思ったけど
読んでいくうちに、こうでなくちゃなあという気になる。
ヒロインも相手も、お互いを思いやる気持ちがいじらしく、
最終章の男性目線のストーリーでそこまで伏せられていた秘密が、パズルのようにはまっていく感じがたまらなかった。
もう、大絶賛です。
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程よい
2013/12/18 19:25
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アサコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めてこういったジャンルの小説を買ったのですが、その初めてがこの作品でよかったです。読みやすいというと中身の薄い読んだ気がしないような作品もありますが、こちらは違います。エロいだけでない大人のロマンティックな恋愛を楽しむことができました。
ぜひこの作者の別作品も読んでみたいです。