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法月綸太郎ミステリー塾 日本編 名探偵はなぜ時代から逃れられないのか
著者 法月綸太郎
戦後から現在までの日本ミステリーを縦横無尽明晰な論理で語られた、至高の評論集●挑発する皮膚――島田荘司論●日付は亡霊である(『鏡の中は日曜日』殊能将之)●誘拐という名のゲ...
法月綸太郎ミステリー塾 日本編 名探偵はなぜ時代から逃れられないのか
名探偵はなぜ時代から逃れられないのか (法月綸太郎ミステリー塾)
商品説明
戦後から現在までの日本ミステリーを縦横無尽明晰な論理で語られた、至高の評論集●挑発する皮膚――島田荘司論●日付は亡霊である(『鏡の中は日曜日』殊能将之)●誘拐という名のゲーム(『さらわれたい女』歌野晶午)●誘拐ミステリ三番勝負!ほか
目次
- 反リアリズムの揺籃期【1975~1987】
- 大量死と密室──笠井潔論
- 挑発する皮膚──島田荘司論
- 後日談、または「続編」について 『痾』(麻耶雄嵩)
- アップル・ビルの屋上で 『眠れぬ夜の報復』(岡嶋二人)
- 風太郎短編の極意、ここにあり 『かげろう忍法帖』(山田風太郎)
- ボトル底の澱のように 『彼女が死んだ夜』(西澤保彦)
- トリックからプロットへ 『迷宮遡行』(貫井徳郎)
- 剛よく柔を断つ 『栄光一途』(雫井脩介)
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ミステリをある程度読んでいる人向けの評論
2016/04/08 22:28
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投稿者:アボカド - この投稿者のレビュー一覧を見る
膨大な知識に裏付けされた、鋭い視点からの評論ばかりで、目から鱗でした。何より、論じている内容自体がアクロバティックで面白い。評論もエンタメにしてしまう作家の力量に感服しました。
※作品の深い部分に言及します。作家論で扱われている作家は主な代表作を、作品ごとで論じられている作家は少なくともその作品を読んでから読むべし。