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砂の王国(下)
著者 荻原浩
三人で立ち上げた新興宗教「大地の会」は私が描いた設計図どおりに発展。それどころか会員たちの熱狂は、思惑を越えて見る見る膨れ上がっていく。奇跡のような生還と劇的な成功。だが...
砂の王国(下)
05/02まで通常880円
税込 440 円 4pt砂の王国 下 (講談社文庫)
商品説明
三人で立ち上げた新興宗教「大地の会」は私が描いた設計図どおりに発展。それどころか会員たちの熱狂は、思惑を越えて見る見る膨れ上がっていく。奇跡のような生還と劇的な成功。だが、そこで私を待っていたのは空虚な孤独と不協和音だった。人間の底知れぬ業と脆さを描ききった傑作長編、慟哭の結末!(講談社文庫)
目次
- 第二章 我が名を皆、大地と呼ぶ(承前)
- 第三章 我らの後に時は続く
著者紹介
荻原浩
- 略歴
- 1956年埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業。広告制作会社を経て、コピーライターとして独立。「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞、「二千七百の夏と冬」で山田風太郎賞を受賞。
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経験は人を救う
2016/11/27 11:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームレス3人で作り上げた宗教団体。崩壊するんだろうという予測をしながら読んでいくんだけど、少しずつ出てくる綻びを目の当たりにするたび、ドキドキハラハラしちゃうのは何故。集団が大きくなるにつれ、主人公「木島」の力が及ばなくなる。群衆の力は恐ろしい。そもそも「空洞」「偽り」の信仰に人はなぜああも熱狂できるのだろう。教祖仲村の実体、後半詳らかになるが彼の本心は謎のまま。思っていた結末とは少し違う衝撃的なラスト。そうなるかあ!木島の更なる逆襲に期待したくなる。2度目のホームレス生活、余裕があるね。何事も経験だ。
紙の本
読了
2014/01/14 19:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:竹匠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2014.1.11 読了。 大地の会の発展段階はわくわく感が少し薄れたか?面白かった。