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キル・ゾーン16 背信者
キャッスルがラファエルに気持ちを告げた宴の夜。アフォルター家では、ユージィンが瀕死の重傷を負っていた。犯人と誤解され、傷ついた心を抱えたまま、ラファエルは火星軍の「最新兵...
キル・ゾーン16 背信者
背信者 キル・ゾーン (コバルト文庫)
商品説明
キャッスルがラファエルに気持ちを告げた宴の夜。アフォルター家では、ユージィンが瀕死の重傷を負っていた。犯人と誤解され、傷ついた心を抱えたまま、ラファエルは火星軍の「最新兵器」として地球へ向けて出発する。一方キャッスルは、病床のユージィンにひとり呼び出される。重苦しい会話をかわすうち、彼の青緑の瞳にとらわれたキャッスルの心のうちに芽生えた思いがけない感情とは…!?
著者紹介
須賀しのぶ (著)
- 略歴
- 上智大学文学部史学科卒業。1994年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞受賞。以後コバルト文庫を中心に活躍。ほかの著書に「スイート・ダイアリーズ」「神の棘」など。
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思惑が深まる。
2001/07/07 20:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:叉葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャッスルがラファエルに気持ちを告げた宴の夜、アフォルター家では、サリエルによってユージィンが瀕死の重傷を負う。犯人と誤解され、母親から受ける激しい憎悪に、傷つくラファエル。そんな傷ついた心を抱えたまま、ラファエルは火星軍の「最終兵器」として地球へ向けて出発することになる。一方キャッスルは、病床のユージィンにひとり呼び出される。重苦しい会話をかわすうち、彼の青緑の瞳にとらわれたキャッスルの心のうちに芽生えた思いがけない感情は…。
私にはユージィンは何を考えているのかさっぱりわかりません(苦笑)。この巻で一番かわいそうなのは、地球に旅立ってしまい、そんなユージィンに振り回されてる事に気づける状況でないラファエルではないかと思います。また、本人(キャッスル)の預かり知らぬところでは、オブライエンによってキャッスルの出生の秘密が語られてました。思惑が交差してるって感じの一冊です。