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グッバイ・エンジェル
ジェイドが母に連れられて〈歓喜の人々〉と暮らしはじめたのは、まだ幼い頃だった。母の死後、邪悪なカルト教団に残された少女は想像を絶する過酷な日々を送り、12歳で教団を抜け出...
グッバイ・エンジェル
グッバイ・エンジェル (MIRA文庫)
商品説明
ジェイドが母に連れられて〈歓喜の人々〉と暮らしはじめたのは、まだ幼い頃だった。母の死後、邪悪なカルト教団に残された少女は想像を絶する過酷な日々を送り、12歳で教団を抜け出してからは、絵の才能だけを頼りに人目を避けて暮らしてきた。それから15年。彼女が描いた母の絵を見たという男性が、ある日突然、訪ねてきた。「お父さんが君を捜し
てる」彼はルークと名乗り、優しく微笑みかけた。ジェイドの運命が、再び大きく揺れ動いた瞬間だった。
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紙の本
スゴーク泣きたい人へ・・さあ本を開いて下さい
2006/08/02 23:17
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kokko - この投稿者のレビュー一覧を見る
スゴーク暑い日が続いています。いっぱい泣いて、気分を変えませんか? せつなくて、かわいそうで、今もウルウルしてきます。こんな人生があるのかしら・・みんな良い人ばかりなのになぜ?って。でも、悲しい涙ばっかじゃないんです。最後はよかったねという涙でエンドマークを迎えます。夏休み ハンカチ片手にあなたも読んでみませんか?
電子書籍
ロマンス小説を超えた本
2016/01/09 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨミビト - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼い頃から過酷な運命に翻弄されながら寄り添って生きてきたジェイドとラファエル。ある夜消えてしまった妻と娘の帰りを待ち続けたサムと、彼に同情の思いを寄せる友人たち。涙なしには読めません。こういう物語の展開では、最後までヒロインが危険な目にあってハラハラしがちですが、悪人は結構あっさりと捕まって勧善懲悪なまとまりでした。幸せになってほしいですね。
電子書籍
現実もこの物語みたいに解決したらいいのに。
2015/01/06 21:11
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
今風にいうと、被虐待児のことを、サバイバー生存者というらしいですね。
私は私が見た現実をそんな言葉でひとくくりにしてもらいたくはないのですが。
ヒロインは人身売買の商品にされ、虐待され、6~12歳までこの世の地獄を見ます。12歳で同じ身の上の年上の少年に助けられカルト集団を逃げ出し、時を経て、元警察の探偵に見つけだされ実父と再会します。
会う人会う人みんながヒロインに優しく、トントン拍子にカルト主宰者や客としてヒロインを買っていた男も逮捕され、ヒロインのトラウマも解消され、知り合った男性と幸せな性的な関係を持つことすら出来たのには言葉もありません。実父と再会してごく短期間でこんな展開ありえないと思いますが。(逃げ出してから十数年経っていても)ヒロインが負った心の傷を考えれば。トラウマがもたらす苦しみを軽くみすぎじゃないでしょうか。
一方、ヒロインに対して幸せな結末を与えようと考えれば、この結末は確かにしっくり来るとは思います。夢物語としては。生き残った者は虐待者が逮捕されトラウマを克服して理解ある伴侶に恵まれ再スタート出来、生き残れなかったとしても残酷な運命に対して一矢報いてこの世を去れる。本当にこうだったら数十年も苦しまなくてよかったのに。
私は泣けませんでした。
この人達かわいそう、こんな現実酷い、そんな風にひとごとみたいに私も泣けたらよかったのに。