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妻と家族のみが知る宰相―昭和史の大河を往く〈第9集〉
著者 保阪正康 (著)
東條英機夫人、吉田茂の娘、鈴木貫太郎夫人、犬養毅の孫娘など、女性が見た宰相たちの素顔、歴史の瞬間!<目次>犬養毅と“ある歴史の娘”犬養道子氏の推理──誰が犬養首相を撃てと...
妻と家族のみが知る宰相―昭和史の大河を往く〈第9集〉
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妻と家族のみが知る宰相 (昭和史の大河を往く)
商品説明
東條英機夫人、吉田茂の娘、鈴木貫太郎夫人、犬養毅の孫娘など、女性が見た宰相たちの素顔、歴史の瞬間!
<目次>
犬養毅と“ある歴史の娘”
犬養道子氏の推理──誰が犬養首相を撃てと命じたのか
テロにあった家族が肩をすくめて生きていく時代
ゾルゲ事件と犬養家──尾崎秀実の「眼」
曾祖父・犬養毅の志を継ぐ緒方貞子氏
東條夫人「あの戦争はタクだけの責任だったのでしょうか」
戦後につくられた東條擁護の構図
東條逮捕の日──カツ夫人の心中
東條の最期を巡る教誨師と遺族との齟齬
東條の息子として戦後を生きるということ
鈴木貫太郎とタカ夫人、関宿での戦後の日々
二・二六事件──タカ夫人から宮中へ伝えられた一報
首相秘書官だった長男・一氏が感じた父の覚悟
「歴史に生かされた」指導者・鈴木貫太郎とタカ夫人
“永遠の平和”を唱えて逝った鈴木貫太郎の遺志
宰相の娘であり母となった麻生和子氏
講和条約と安保条約調印の地、サンフランシスコを大磯から望む
吉田茂邸で書生をしていた陸軍省兵務局のスパイ
吉田茂逮捕の日の大磯
終戦──時代が吉田茂を必要とした
吉田茂の人生最良の日と「目黒公邸」
もし講和条約直後に国民投票を実施していれば
七年二カ月の長期政権、「吉田城」落城の日
あとがきに代えて──宰相を支えるパートナーとしての夫人と家族
著者紹介
保阪正康 (著)
- 略歴
- 1939年札幌市生まれ。同志社大学文学部卒。ノンフィクション作家・評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で『昭和史講座』の刊行を続ける。菊池寛賞受賞。著書に「昭和陸軍の研究」等。
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