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日本のカジノはこの街にできる
著者 伊丹治生 (著)
カジノ合法化が現実味を帯びてきたことを受け、地方のカジノ誘致運動も再び活性化しはじめた。東京、大阪をはじめ、沖縄、北海道、長崎、静岡、愛知など、日本各地で積極的な誘致運動...
日本のカジノはこの街にできる
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日本のカジノはこの街にできる (マイコミ新書)
商品説明
カジノ合法化が現実味を帯びてきたことを受け、地方のカジノ誘致運動も再び活性化しはじめた。東京、大阪をはじめ、沖縄、北海道、長崎、静岡、愛知など、日本各地で積極的な誘致運動が行われている。本書は日本のカジノ計画をまとめ、その効果と課題を検証した。
■CONTENTS
【序章】カジノは本当に必要か?/【第1章】カジノが地方を再生する/【第2章】カジノ合法化の問題点とその対策/【第3章】アジアのカジノ、世界のカジノ/【第4章】カジノ合法化をめぐる動き/【第5章】日本各地のカジノ計画/【終章】理想の日本型カジノ
■著者
伊丹治生(イタミハルオ) 1974年兵庫県生まれ。競走馬の牧場作業員、ギャンブラーを経て、2003年に雑誌の編集プロダクションに入社。パチンコ、パチスロ専門誌の編集に携わったあと、フリーの編集者・ライターとして独立。以後、心理学、ビジネス、ギャンブル、中国史など、幅広い分野の書籍、雑誌を制作。著書に、競馬の予想をする際のさまざまな心の動きを心理学的に分析した「勝てる思考の馬券術~なぜ馬券を買わなかったときに限って狙い馬が走るのか~」(白夜書房)がある。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
著者紹介
伊丹治生 (著)
- 略歴
- 1974年兵庫県生まれ。フリーの編集者・ライター。心理学、ビジネス、ギャンブル、中国史など、幅広い分野の書籍、雑誌を制作。著書に「勝てる思考の馬券術」など。
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紙の本
“貧乏人”には、縁がないかな
2011/03/01 22:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
果たして、日本にカジノはできるのだろうか。正直言って、私は真剣に考えたことがないテーマである。断っておくが、いわゆる“ギャンブルアレルギー”ではない。どちらかというと、むしろ、好きなほうでだ。
序 章 カジノは本当に必要か?
第1章 カジノが地方を再生する
第2章 カジノ合法化の問題点とその対策
第3章 アジアのカジノ、世界のカジノ
第4章 カジノ合法化をめぐる動き
第5章 日本各地のカジノ計画
現在、国会議員の間では超党派で“カジノ議連”が存在している。もっとも、「カジノ議連」では、あまりに露骨だから正式名称は「国際観光産業振興議員連盟」。とりあえず国際観光の振興を表看板に掲げてはいるが、新興の手段としてはカジノが主になるものと思っていいだろう。そして、そういう議連ができているということは、カジノができる可能性が皆無ではないということだ。
それでは、そんな風潮が発生したのだろう。何といっても、“お金”が落ちるからだ。韓国のカジノのお客は日本人がかなりの割合を占めているという。だから、もし、日本に合法カジノができれば、そのお客を取り戻せるかもしれない。カジノができれば、直接、間接の雇用も生む。合法カジノができれば、ともすれば暴力団の資金源となっている非合法カジノも、なくせるかもしれない。運用の仕方で、考えられる弊害は割と避けられるはずだ。
いわゆる「特区」形式でカジノを作るのは無理なようである。賭博はあくまでも犯罪だから、公営ギャンブルや宝くじのように、マイナス面よりもそれを上回って余りあるプラスが見られるとき、別の法律を作ってそれによって処罰の対象から外す手段がある。つまり、「合法」というより「違法性の阻却」というほうが正しい。
まだ、たたき台の段階だが、カジノを設置される場所は、とりあえず2カ所、最大限10カ所とされているようである。もともと集客力がある場所か、それともカジノができることによって、新たに地域の活性化ができるところか、新たに“利権”も生じそうで、なかなか難しそうだ。