商品説明
デジタル化というグーテンベルク以来の出版革命期を迎えた現代に、言葉を正し、整えるという校正の仕事はどうあるべきか。誰もが不特定多数に情報発信できる時代にこそ求められる校正の方法論を、古今東西の出版史をひもとき、現場で得た経験則とともに解き明かす。
目次
- 引き合わせ-校正の仕事(1)
- 素読み-校正の仕事(2)
- 言葉を「正す」という校正
- 言葉を「整える」という校正
- 受け身であること-校正の原則(1)
- 言語世界の相対性-校正の原則(2)
- 言葉のあるべき姿-校正の役割(1)
- 信じることと疑うこと-校正の役割(2)
- 組織としての校正
- 編集の時代
著者紹介
大西寿男 (著)
- 略歴
- 1962年兵庫県生まれ。岡山大学で考古学を学ぶ。岩波書店、集英社、河出書房新社、作品社、藤原書店などの外部校正者を務め、編集と本づくりに取り組む。個人出版事務所「ぼっと舎」を開設。
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