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広がりがなし
2016/12/06 21:34
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投稿者:ttt - この投稿者のレビュー一覧を見る
言いたいことはとても良くわかりますけど、それを現実で適用すれば良いのかという点がいまいちわかりづらかった。もう一捻り欲しいです。
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基本的なメッセージはすごくシンプル。プロのポーカープレーヤーは「期待値の高さ」だけを判断基準にプレーする。長期的には確率は収束する=トータルで負けることはない、という思考を徹底すること。
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面白かったのは「試行回数」の話。十分な数の試行回数をこなせば、確率は「体感的に分かる」ようになる、という。
1対1のじゃんけんは勝ち・負けは1/2ずつ、というのはみんなわかる。
だから「じゃんけんで勝てば1,000円、負けたらゼロ」というゲームの参加料が600円だと割に合わない、というのは体感的に分かる(期待値の考え方が分かる人ならば)
一発勝負で運試しをしたい、なら話は別だが、長期的に確率が収束することを想定すると絶対にやらない方が良い勝負
ポーカーは取りうるパターンが少ない、一つの勝負が短くて試行回数が増やせる、ので、「確率が体感的分かってくる」らしい。
他のギャンブル(麻雀とか)だとパターンが多すぎる、1ゲームが長いので試行回数が増やしづらい
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プロのポーカープレイヤーは、基本的に勝てそうにない勝負はしません。「リスクが大きすぎる割に、期待できるリターンが少なければ長期的に必ず損をするから」です。
感情に流されず、常に最も確率の高い判断を下し続けることが成功への道である。ポーカーに限らず、通常のビジネスにも通用する考え方です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=2234
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運の良し悪しを、連続して起こる事象としてでなく、独立事象として捉えることで、思い込みや過去の経験に囚われることなく、冷静に客観的な判断を下せる。確率に基づく思考をすれば、このように考えるのは至極当然の事だと思う。
また、何から何まで努力し続けることで報われるかというと、そうでもないと筆者は説く。少し冷めた見方かもしれないが、これが現実である。
書かれていることは当たり前だと思えることも多いが、その当たり前を再認識したいと思う方は、一読の価値はあると思います。
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・ギャンブルとは、期待値が低いもので勝負すること。あるいは、持っているもの以上を賭けること。
・お年玉はすぐに使った方がいい。お金の相対的な価値は変わる。
・能力はフェアではない。努力するべき箇所を見定めて努力しろ。
・期待値とリスク。
・幸福度を最大化せよ。
・お金があると、選択肢が増える。煩いものから解放されて、すきなことに集中できる。
・考えても答えがでないことや無価値なものを考えるのは無駄。
・選択せよ。
・確率は収束する。
・過去の事は参考にならない。個々の出来事は独立事象。
・8割はおりる。2割しか勝負しない。
・優勝賞金は八億円。
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確率と期待値について。
実生活では収束しにくいけど、確率を客観的に分析したほうが、勝てる確率があがるということ。
「運」についての考察もポーカーというゲーム柄沢山されているが、そもそも「運」はないという立場の私にとってはあまりその部分は参考にならず。ただ、人は運をこう捉えているということがわかった。
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こういう考え方が全てじゃないけど、
出来るようになったら、
強く生きられるかな。
私はその道は選びませんが、
選んだらとことんやるべし。
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書いてあることは割と当たり前。何事も期待値計算をもとに意思決定を行っていくべきという内容。
内容にほぼポーカーが関係なく、あまりこの人が書く意義が感じられなかったのがマイナスポイント。期待値思考をもとに成功を収めた人が書くからこその説得力というものかもしれないが。
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プロポーカープレーヤーが送る確率を生かした人生の判断の仕方エッセー。投資家の考えとよく似ている。
確率に収束するようなある程度の回数が行われる事象は確率を考えて行動すべきであるが、収束し得ない事柄が人生に多くありそれらに関しては深く思考し、自分の決断に関する結果を受け入れる。人事を尽くして天命を待つという覚悟でいくという基本的な覚悟、
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◆きっかけ
日経広告
◆感想
・著者は東大卒の年数億超を稼ぐプロポーカープレーヤー。主張は、確率に収束するようなある程度の回数が行われる事象は確率を考えて行動すべきであるが、他方、人生はたいてい、収束し得ない事柄多々あり、この場合、深く思考し、自分の決断に関する結果を受け入れる。人事を尽くして天命を待つという覚悟が重要。
・人事を尽くして天命を待つ=ベストを尽くす、そのレベルまで持っていけるか否か。また、ベストを尽くすという考えも頷かされた(=必ずしも清く美しい状態だけではない。やらないこともまたベストの選択、ベストを尽くしているといえる)。やればいいというものではない。深く思考し決断することが大切。
・失敗に対する考え方も勇気づけられる:失敗することが必要なのではなく、挑戦することが必要で、その中では失敗は避けて通れないもの。
◆引用
・どのくらいのリスクを負って、何をとりにいくかを明確にすること。=リスクとリターンが存在していて、自分で管理していること。=どう生きるか。
・自分にとっての幸福の定義をしっかりとすること。今の自分の幸福とお金の相関関係がどのくらい比例しているかを見極めることが、自分自身の正しいお金との付き合い方を探るヒントになる。(お金と幸福が正比例している段階でお金をおろそかにすれば、幸福の最大化は失敗。他方、節約優先もしかり)
・好きで幸福を感じるなら、他にどんな悪条件があろうと、やらざるを得ない。ただ楽しく、得意なことを追及していけばいい。
・楽しい努力こそ正しい。
・リスクに見合う範囲で期待値が最大になる行動をとる。
・失敗は確率的な事象にすぎない。失敗を恐れず挑戦せよ。
・失敗することが必要なのではなく、挑戦することが必要で、その中では失敗は避けて通れないもの。
・再び同じミスをしたからといって、必要以上に自分を責めたり、他人から責められたりするべきではない。同じミスをしてしまったら、同じ間違いを繰り返しやすいところを発見した、というくらいの心持で。
・将来を不安視しても意味がない。
・今好きなこと、楽しいことをやればいいだけ。
・他人の意見:その情報を分析して自分で考えること。
・考えても答えが出ないことを考えるのは無価値。
・その場その場の自分がベストを尽くしているのであれば、いくらミスをしようと、判断を間違おうと、仕方がないこと。ベストを尽くす、というのは必ずしも清く美しい状態だけではない。どうしても気合の入らない日もあるし、やる気が起きないときもある。めんどくさいと思うこともある。でも、それもまた自分が生きている姿であり、自分の能力や体力の限界かもしれない。ならば、そこでの無理がパフォーンアスを下げることになるなら、やらないこともまたベストの選択、ベストを尽くしているといえる。
・人事尽くして天命を待つ。
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20141020 インターネットが広がって対戦相手を探す手間がなくなり、同時対戦で経験を積む。そうしてトップランカーと勝負できる力を着実につけていく。
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①具体的なリスクマネジメントは?
・全資産の2-3%以内
②確率思考とは?
・期待値に従ってプレーしている
・半年分の結果を見て、確率を見る
・8時間睡眠が必要
③気づき
・考えるべきことと考えても仕方ないことを分ける
・高速バスの方が新幹線よりリスク高い
・勝った事象の方のみを覚えている場合アリ
・お金をと持つと、選択肢が増える
・お金を現在価値で考えず、将来、成長した時の価値で考える
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この本で、本格的読書タイム(美術館で本を読んできました)を、いったん終了します。
アマゾンの書評には、否定的な書評も目立ちますが、ぼくはいい本だと思います。
だいいち、使えます。
梅原大吾さんの本の切れ味ほどはありません。
しかし、さすがは東大ですよ、ある一点を基準に、それは確率論なんですが、すべてのものごとをそこから解説します。
そして、それが人生というか、生きることへの視点を与えます。
この名前・・・と、思っていたら、図書館にある本の著者で、自分はそれを2度読んでいました。
前回の本より格段によくて、論の建て方とかは、梅原さんよりもわかりやすかったですね。
勝つため、勝ち続けるという面では、完全に劣りますが、しかし、梅原さんの本は、そうそう使えませんが、この本は、使えます。
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・幸福の最大化のために論理的に考える
・人事を尽くして天命を待つ
さして真新しい考え方というわけでもないが、腑に落ちる内容だった。
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著者が「はじめに」で宣言しているとおり、本書にはポーカーの解説や実績を残した大会での顛末や戦略についての記述はなく、あくまでポーカーというゲームに著者がプロとして取り組む中で見えてきた知見を実生活にあてはめてそこから普遍的な何かを見出せないか、という論旨で進む。
・「確率どおりに収束していく」ことを実感するにはそれ以上の試行回数が必要
・人生における色んなことも確率であるが試行回数が少なすぎるために実感できないだけ
・ある事象と別の事象の間に確率的な影響はない(独立事象)