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入門 先物市場
著者 宇佐美洋 (著)
金融ビッグバンが進行するなか、関係者にとって、いまや先物やオプション市場の理解は欠かせない。本書はそれらの理論・制度・現状を現実世界をふまえてやさしく解説。
入門 先物市場
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入門先物市場
目次
- 第1章 先物市場とリスク管理
- 第2章 先物取引の仕組み
- 第3章 取引所における価格決定の仕組み
- 第4章 先物価格理論
- 第5章 ヘッジ取引
- 第6章 先物価格の相場予測
- 第7章 オプション取引の仕組み
- 第8章 展望と歴史
著者紹介
宇佐美洋 (著)
- 略歴
- 1952年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。国連世界食料計画企画担当官等を経て、現在、一橋大学商学部客員教授。著書に「先物とオプションの世界」他。
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紙の本
先物・オプション取引の入門書。その仕組みをやさしく解説している
2000/07/17 09:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先物制度や価格理論についてやさしく解説した入門書。市場の仕組みや用語について丁寧に解説した後,より実践的なヘッジ取引や相場予測,オプション取引まで説明する。市場の流れを大きく理解することが可能な本。数式や経済学の理論がほとんど前面に出てこないため,それらの知識がない人にも容易に読めるようになっている。
株価や債券,保険損害率など,先物では様々なものが商品として扱われる。本書の中では,その例として金や穀物が挙げられているが,その他の商品でも同じように考えることができるだろう。
最終章では,先物市場の歴史から将来の展望ということでスワップ取引やデリバティブについても触れてはいるが,それらに関してはあくまでざっくりと触れてある程度。従って,実際に先物を行うためには,デリバティブやその理論について別の本などできちんと勉強する必要があるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000