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医学的根拠とは何か(岩波新書)

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/03/20
  • 販売開始日:2014/03/20
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書
  • ISBN:978-4-00-431458-5
一般書

電子書籍

医学的根拠とは何か

著者 津田敏秀 (著)

日本では医学的根拠の混乱が続いている.そのため多くの公害事件や薬害事件などで被害が拡大した.混乱の元は,自分の臨床経験を重視する直観派医師と,実験医学を重視するメカニズム...

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医学的根拠とは何か

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医学的根拠とは何か (岩波新書 新赤版)

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商品説明

日本では医学的根拠の混乱が続いている.そのため多くの公害事件や薬害事件などで被害が拡大した.混乱の元は,自分の臨床経験を重視する直観派医師と,実験医学を重視するメカニズム派医師である.臨床経験の数量的分析(疫学)という世界的に確立した方法が,なぜ日本では広まらないのか.医学専門家のあり方を問う.

目次

  • 目  次
  •    まえがき
  •  序章 問われる医学的根拠――福島・水俣・PM2・5
  •  第1章 医学の三つの根拠――直感派・メカニズム派・数量化派――
  •   1 繰り返される三つ巴の論争
  •   2 現代医学の柱は数量化、対象は人
  •   コラム1 病気のメカニズムがわからないと原因はわからない?

著者紹介

津田敏秀 (著)

略歴
1958年生まれ。岡山大学医学部医学研究科修了。同大学大学院環境生命科学研究科教授。医師・医学博士。著書に「市民のための疫学入門」「医学者は公害事件で何をしてきたのか」など。

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.1

評価内訳

2013/12/27 08:39

投稿元:ブクログ

医学に限らず、日本人は何かに恐れている気がする。
日本に住んでいると、バスは定時にやってくる。
約束を守らない人はまれだ。
時間厳守や正確さが日本を覆っている。
もし・・・それが破られると攻撃を受ける。
アメリカは訴訟大国だという。
しかし、日本は「なますを吹く」大国だろう。
数値は怖いのだ。
根拠のない(統計は根拠とは見なさない)ものは明確ではないのだ。
日本人が変わらなければ、医学も変わらないでしょう。

2014/11/23 11:27

投稿元:ブクログ

疫学/EBM(エビデンスベースト医療)の入門書。入門書ではあるけれど、口が悪いw 「辛口批評」というよりは怨念。とはいえ、津田氏の他の本に比べれば怨念の顕在度は小さいので、さすが岩波新書だなと思ったw

2014/04/10 14:34

投稿元:ブクログ

新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:498.6//Ts34

2014/07/29 22:35

投稿元:ブクログ

日本でいまだに続いている医学的根拠の混乱について、疫学者の立場からするどく問題提起している。
自分の中にも、直感的判断、メカニズム重視の思考、統計学的根拠それぞれが混在しているのを思い知らされる。
「真実とは何か」に一歩近づくことができる。

2016/08/16 19:09

投稿元:ブクログ

医学的根拠つまりエビデンスには三つあり、それぞれ直感、メカニズム、数量化に分かれる。大学の経営や高等教育研究にも通じる記載が多くとても参考になった。大学のIRは疫学から学ぶことが多いかもしれない。

2013/12/20 00:00

投稿元:ブクログ

配架場所 : 新書
請求記号 : SHIN@498.6@T100@1
Book ID : 80100461301

http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002383732&CON_LNG=JPN&

2014/10/02 20:12

投稿元:ブクログ

歴史的には医学的根拠は3つ存在する。個人的経験を重視する直感派、生物学的研究結果を重視するメカニズム派、疫学を重視する数量化派。国際的には、数量化が直感やメカニズムよりも優先すべき科学的根拠と合意されている。日本ではまだこの優先順位についての合意がない。そのために被害が拡大した水俣病、O157、SIDS、PM2.5、タバコとがんもしかり。そして福島。実態は日本では疫学を知らず、メカニズム信者の医師が多数を占めているからという事実。

2014/09/24 22:48

投稿元:ブクログ

痛快な本。一気に読み切った。これまでの、そして現在も続いている医学研究や教育についての問題点を痛快に書かれている。ここまで書いていいのだろうかと実名で色々な研究者を批判もしている。数量化の著者による直感派やメカニズム派への批判であるが、数量化が現在の科学的根拠となっている。水俣病や放射線の問題も直感派やメカニズム派の意見のために間違った結論しかでていないと手厳しい。EBMもこのように説明されると理解しやすいが、素人のような読後感となってしまった。

2014/07/29 18:30

投稿元:ブクログ

疫学の入門として読みやすいんではないかな。

疫学史や、日本へ近代医学が導入された歴史を ①直感派、②メカニズム派、③数量化派のキーワードを用いながら概観して最近(2014現在)の医学研究に絡む時事問題まで至り、そこから日本の医学部教育の問題点(非科学性)を明らかにしていく。

2014/05/13 10:50

投稿元:ブクログ

http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1400019X?caller=xc-search

2014/01/09 02:27

投稿元:ブクログ

日本の医学の臨床研究の遅れを実感させられる本であった。しかし医学だけでなく心理学にも同じことがいえるので、心理統計を学ぶ学生にとって、読むと統計の使い方が変わると思われる。

2014/09/06 09:04

投稿元:ブクログ

日本の医学界の閉鎖性をエビデンスを軸に追及しているのだが、これだけ国際的な学術交流というものが盛んでありながらそこまでガラパゴスになれるものかという疑問も拭えない。

2014/01/31 20:08

投稿元:ブクログ

医学において、いかに正確なデータに基づいた判断が重要かということが書かれた本です。いわゆるEvidence-based medicineというもので、現在の医学では常識となったものです。
著者は、臨床家には直感派とメカニズム派と数量化派があり、数量化派が正しく、日本の医療には数量化派が少なく、間違っていると述べています。しかし実際の印象は、そんなのに分かれていないし、今時Evidence-based medicineは常識ですし、病気のメカニズムを知ることは重要で、そこから創薬につなげることが重要なように思います。むしろどの分野でも統計を利用した解析は、必ず必要ですし、メカニズムを明らかにする基礎実験でも、数量化して、統計解析が必要です。疫学に方みたいで、疫学が最も大事ということを言いたいようでしたが、何かこだわりに少し???といった感じでした。
歴史的記述が続きますが、「世にも奇妙な人体実験の歴史」「統計学が最強の学問である」を読んだ後で、重なるところが多く、またこちらのが固い文で面白みに欠けました。

2014/03/10 21:35

投稿元:ブクログ

著者の津田先生は、岡山大学で疫学を専門としています。
まず医学者を3タイプに分類しています。
① 経験にたよる直感派
② 動物実験を行うメカニズム派
③ 統計学を用いる数量化派
日本の医学者には、①、②もタイプの医療者、医学者が多いですね。

http://ameblo.jp/nancli/entry-11792324670.html

2014/03/12 23:07

投稿元:ブクログ

「医学的根拠とは何か」というタイトルに惹かれて読んだ。

内容は少し難しいかもしれないけれど、筆者の主張は一貫しているので、わかりやすいと思う。
根拠に基づいた医療、EBM(evidence-based medicine)とは何かを
わかりやすく解いていて読みやすい。

医療が科学的であることについて著者はつぎの3つを認めている。1医師の直感 2分子レベルのメカニズム研究の成果
3統計的な疫学調査。
その中で、最も重視するのは「統計的な疫学調査」。

この筆者の主張には一理あるものの、他の視点(立場)を重視する人がこの本を読むと、反論があるだろう。

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