商品説明
米中に胃袋まで占領された食料植民地の現実。
日本はいまや米国と中国に胃袋まで占領されてしまった…。食料自給率39%の裏側を暴き、米国や中国の言いなりにならざるをえない「食料植民地」としての危機的状況を抉り出す“食”ノンフィクション。タイの広島風お好み焼き工場、チリの日本向けサケ養殖場、米国のBSE感染牛養育牧場、中国の農薬まみれ野菜畑……世界各国を飛び回り食料依存の実態を取材。さらにメタボリック・シンドロームの原因が米国型食文化の浸透にあること、日本の食料安全対策が抜け穴だらけであることなどを突き止め、飽食日本人に意識改革を迫る。「SAPIO」誌に掲載され大きな話題を呼んだ人気連載を大幅加筆して単行本化したものを電子化した。
著者紹介
青沼陽一郎 (著)
- 略歴
- 1968年長野県生まれ。早稲田大学卒。テレビ番組の制作に関わった後、フリーのジャーナリストに。著書に「帰還せず」「オウム裁判傍笑記」「池袋通り魔との往復書簡」がある。
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