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笑える! 世界の七癖 エピソード集
著者 岡崎大五 (著)
「実は謝るアメリカ人」「簡単にぼられる中国人」「ロシア人は二重人格!?」「歩かないタイ人」「猫舌なフランス人」「ブータンはフリーセックスの国!?」「融通が利かない日本人」...
笑える! 世界の七癖 エピソード集
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笑える!世界の七癖エピソード集 (PHP新書)
商品説明
「実は謝るアメリカ人」「簡単にぼられる中国人」「ロシア人は二重人格!?」「歩かないタイ人」「猫舌なフランス人」「ブータンはフリーセックスの国!?」「融通が利かない日本人」「インドで出家するとモテモテ!?」「賄賂が当たり前のトルクメニスタン」「早足シンガポール」「オシャレな小国、ブータン」……本書では、世界83ヶ国を旅してきた著者が抱腹絶倒のエピソードを「手くせ」「足ぐせ」「口ぐせ」「酒ぐせ」「性癖」「潔癖」「奇癖」の7つに分類し、紹介。思わず「悪い癖だな」と口走ってしまう場面も。「なくて七癖」ではないが、世界は我々の想像をはるかに超えた「クセ」で満ちており、癖を通してお国柄も見えてくる。「手くせ」が悪いのは人? 奇妙な「性癖」を露呈したのは人? 「潔癖」なのはやっぱり人? 日本人の隠れた癖もネタになっているかも? さあ、日本と世界のギャップを感じ、笑ってみよう!
著者紹介
岡崎大五 (著)
- 略歴
- 1962年愛知県生まれ。文化学院中退後、アジア放浪の旅に。帰国後、海外専門の添乗員を経て作家デビュー。著書に「添乗員騒動記」など。
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書名のような意味で「笑う」内容ではないものの…
2010/11/22 19:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前に同著者の「日本の食欲、世界で第何位?」を楽しく読んだので、こちらも手にとってみた。
残念ながら、タイトルほどには笑えないし、全体的に薄味で雑然としているように感じた。旅のエッセイなどを読み慣れた人、あるいは外国の文化と多少なりとも触れあった人には、この本に登場する何割かのエピソードは、自然なこととしてすでに頭にはいっているかと想像する。
ただ、タイトルから受ける印象とは異なるといっても、実体験にともなう内容であり、軽い異文化エッセイとして読むことはできるだろう。各国の結婚事情や、結婚と離婚の率も興味深い。
むしろわたしのように、タイトルとは異なる「笑えない部分」(たとえば警官や職員の腐敗で賄賂を強制される地域があることや、酔っぱらい、大麻や覚醒剤などの話)に興味を覚える人も、いるかもしれない。著者が海外の勤務で預けた戸籍謄本が悪用され、実態のない婚姻届を提出されるという犯罪被害に遭った話は、こんなにさらっと書いてしまっていいのかと思うほど重大事項のはず。戸籍を訂正する届け出をして認められても、戸籍謄本には離婚のバッテンがついてしまうのは知られた話だ。わたしなら耐えられない。
書名とのバランスについては残念に思うが、そこそこ楽しめる。