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ぼくのご主人様!? 2
著者 著者:鷹野 祐希 , イラスト:和泉 つばす
無事に元の体に戻ったメイド頭の吉香と佐倉家の主・真琴。二人のほほえましいやりとりを見て、吉朗を思い出すメイド頭の千広。そこへ、お抱え弁護士の息子・薫が謎の鍵を持ってくる。...
ぼくのご主人様!? 2
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ぼくのご主人様!? 2 (富士見ミステリー文庫)
商品説明
無事に元の体に戻ったメイド頭の吉香と佐倉家の主・真琴。二人のほほえましいやりとりを見て、吉朗を思い出すメイド頭の千広。そこへ、お抱え弁護士の息子・薫が謎の鍵を持ってくる。入れ替わりラブコメ第二弾!
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紙の本
続編と見るか外伝と見るか
2008/12/15 20:18
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
本シリーズの主人公を佐倉家のメイド達と見れば本巻は続編であるが、吉朗(吉香)と麻琴(真琴)が主人公と捉えると続編ではなくなる。主人公が千尋(千広)に変わるからである。前巻がきっちりと完結していたので、どういった形で物語を紡ぐのかと思ったが、意外かつ大胆な視点のチェンジを行ったものである。同じ世界観ではあるが、当初のカラーが薄れていることもあって賛否の別れるところではあるが、これはこれでアリだと思った。少なくとも千尋(千広)に関しては1冊語るくらいの魅力はあると思うし、本シリーズを続けるにはこうした手法も止む無しとも思う。なので吉朗と麻琴はほとんど出てこない。代わりに千尋が千広に替わった経緯や過ごした時間などの事柄と千尋が取り組んだ「算額」なるものによるミステリー要素を絡めた、最初から最後まで千尋(千広)の物語である。元の世界に戻ることを半ば諦めていた千尋(千広)の揺れる気持ちが描かれていて面白かった。最後に思いもかけない展開にもなり、これはこれで良い物語だと思う。