サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 2.8 18件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/06/27
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社新書
  • ISBN:978-4-334-03483-2

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

カラヤンがクラシックを殺した

著者 宮下誠 (著)

20世紀を代表する指揮者、カラヤンによって音楽鑑賞は大きく変化した。その功罪と、クレンペラーとケーゲルの絶望的な「危険な音楽」を通して、音楽・芸術・人間存在を考える。

もっと見る

カラヤンがクラシックを殺した

税込 803 7pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.0MB
Android EPUB 7.0MB
Win EPUB 7.0MB
Mac EPUB 7.0MB

カラヤンがクラシックを殺した (光文社新書)

税込 902 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

著者紹介

宮下誠 (著)

略歴
1961年東京都生まれ。早稲田大学卒業。國學院大学文学部教授。スイス国立バーゼル大学哲学博士。専攻は20世紀西洋美術史、美術史学史など。著書に「ゲルニカ」「20世紀音楽」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー18件

みんなの評価2.8

評価内訳

紙の本

音楽って深刻

2008/11/16 09:43

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カネゴン太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

宮下氏の著作は前作『ゲルニカ』から読み始め、『20世紀絵画』、『20世紀音楽』(いずれも光文社)と読みつないできました。そして、本書『カラヤンがクラシックを殺した』。絵画(美術)と音楽を縦横無尽に駆けめぐる著者は、色々なところで叩かれているようですが(「宮下誠の絶対領域」というブログ内で拝見)、主張は一貫していて、私の心にはとても響いています。私たちはどこか、この世界の出来事を他人事にして片付けてしまってはいないでしょうか。もっと身近なもの、当たり前を疑ってみなければならないのではないでしょうか。本書と直接関係ないかもしれませんが、宮下氏の著書を読むと、既成概念に風穴が開けられるような想いがして、思考が拓かれます。まずはとっかかりとして、是非本書を手にとってみてください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

カラヤンがクラシックを殺した

2016/09/17 12:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る

筆者の専門は20世紀を中心にした美術史と芸術学で、その方面では高い評価を得ている。
その筆者が「カラヤン」をテーマにしたクラシック音楽の本を書いたのは、専門分野である「20世紀の芸術」との関連性があったからだろう。だができあがったのは、難解であり、見苦しく、独りよがりな文体で彩られた、この上なく醜悪な「カラヤン批判本」だった。筆者は「カラヤンによって、クラシック音楽が持つ精神は堕落する方向に向かった」と主張するが、そのような音楽を受け入れたのは現代の聴衆である。カラヤンは彼らに受け入れられるように、自分が持っている美学を大衆にあわせてに過ぎない。非難されるべきは、彼にそのような美学を要求した聴衆であり、カラヤンではない。
筆者がカラヤンを嫌うのは勝手だが、このような主張がクラシック音楽のファンを買うのは当然であり、ネット上の評価が芳しいものでないのも宜なるかなと考える。
余談だが、筆者は本書を上梓してから約半年後に急逝した。今生きていたら、どんな音楽評論を書いていたのだろうか。彼の書いた哲学本、美術本をもっと読んでみたかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

音楽を材料にした下流哲学

2008/11/25 19:38

15人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:越知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンが死去して来年でちょうど20年になる。ベルリン・フィルの指揮者を長らく勤め、おびただしいディスクを世に送り出したカラヤンは、クラシック音楽の代名詞的な存在であった。日本の音楽雑誌も没後20年ということで改めてカラヤンを取り上げているようである。
 そうした風潮に挑戦するかのごとく、カラヤン批判の本が出た。ただし急いで付言すれば、カラヤン批判は彼の生前からあり、カラヤンの名声はいわばそれと同量の批判を伴いながら存在していたのである。したがって私は、どんな新しい視点が本書に盛り込まれているのかに注目したのだが、残念ながら読後感は芳しくなかった。
 感心したところもある。カラヤン嫌いを標榜する著者がカラヤンのディスクを徹底的に聴いていること。本書の目的は普通の意味でのディスク批評ではないと著者は断ってはいるが、音楽を論ずる――と言えるかどうかが実は問題なのだが――本で基礎的な部分を押さえておく、つまり批判する相手の音楽的業績を知っておくのは大事なことで、そういう意味では著者の誠実さが伝わってくる本であることは強調しておきたい。
 また著者のカラヤン批判は、必ずしも目新しくはないものの、同感できるところも少なくない。「カラヤンとモーツァルトは水と油」という評言など我が意を得たりと手を打った箇所であった。
 しかし、である。本書で一番問題なのは、著者のカラヤン批判そのものではない。上述のように、カラヤンの音楽的感性や商業主義を批判する言説は生前から少なからずあったのであり、著者の見解はそこからさほどはずれてはいない。むしろ私が大きな疑問を抱いたのは、著者の持っている哲学自体に対してなのである。
 なぜなら、本書は著者がカラヤン批判に名を借りておのれの哲学を披瀝した本なのであって、というかそういう本に過ぎないのであって、その哲学自体のいかがわしさが本書の価値を大きく損なっていると見えるからだ。
 ではその哲学とはどういうものだろうか。それは「はじめに」と第1章を読めば明瞭である。
 「20世紀末から21世紀にかけての絶望は、人類がこれまでに経験したことのない類の、より深度の深い絶望」「帝国主義は一向になくならない。(…)多くの国々で、国家という名の下に制度化された暴力が一人一人の人間の尊厳を奪い、結果として個性は記号化される」「いわゆる大衆の救いがたい凡庸さには目を覆いたくなる。人が人を殺し、強者が弱者を抑圧する」「いわゆる中流幻想も、『民衆』を『大衆』へと知らず知らずに移行させ、ささやかな幸福感で満足させる極めてよくできた抑圧装置であり、気付こうとする、或いは目覚めようとする意志に対して、目前に迫った危機感や、絶望的なまでの人間不信、人類の救いがたい愚かさに気付かせぬように巧妙にそのネットを張りめぐらしている」
 ……こういった類の大げさで「絶望」を繰り返す文章が次から次へと出てくるのだ。
 では、そういう著者にとってクラシック音楽とは何なのだろうか。「モーツァルトの音楽は本質的には暗い。そして狂気に満ちている」「「暗さと狂気という点では(…)ベートーヴェンの音楽にも共有されている」「〔ブルックナーの〕殆ど狂気と言って良いほどに緻密に仕上げられた対位法」「その狂気と絶望は共有し得ていないものの、ニールセンの交響曲第4番『不滅』もカラヤンのごり押しの力業が奏功して」「カラヤンの音楽は、時代の病理や狂気に抵触しない限りにおいて(…)抜群の適性を示している」「〔指揮者ケーゲルは〕知的と言うより、狂気に満ちた、どこかマッド・サイエンティストのような狂った理知主義的音楽」
 ……本書ではかくも「狂気」という言葉が大安売りされている。
 そう、狂気や病理がなければ、著者にとっては芸術ではないし芸術家でもないのである。本書ではそうした著者の理想(?)を体現する指揮者としてクレンペラーとケーゲルが挙げられている。
 たしかに芸術家やその作品に常人には想像もつかぬ狂気が宿っていることはあろう。ただし、そういう「狂気」を言葉として濫発するのが芸術的な態度だとは私は思わない。音楽は所詮音楽であって政治ではない。音楽家は所詮音楽家であって革命家ではない。仮に音楽や特定指揮者の音楽づくりに現存する社会とは違う何かを想起させる力があったとしても、それはあくまで一瞬の夢のようなものなのであって、政治によって世の中の欠陥を一歩一歩変えていく作業とは根底的に異なるものと知るべきであろう。
 著者のおかしさは、例えば次のような文章を見れば明瞭である。「彼〔ケーゲル〕は資本主義の欺瞞を鋭くかぎつけ、社会主義によってそれを克服できると本気で考えていた。しかし彼の言う『真正な社会主義』など絵に描いた餅に過ぎなかった。世の中は、右も左も欺瞞だらけだ。それでもケーゲルは戦い続けた。/その音楽の苛烈さはどうだろう」
 ケーゲルの社会主義幻想を批判しつつ、音楽によってケーゲルは戦い続けたのだ、と著者は言っている。冗談ではない。ケーゲルにどれほど政治が分かったというのか? カラヤンと対蹠的なケーゲルの音楽づくりを指摘するのはいい。しかしそこに政治的な戦いを見るのは著者の幻想に過ぎない。どんな社会だろうと世をはかなむ人はいる。逆にどんな社会でも楽天的に生きていける人もいる。ケーゲルはたまたま前者だったというに過ぎまい。
 「狂気」「絶望」を濫発しながら、どこかうれしそうな著者の顔が見えるような気が私にはする。それこそ資本主義下で言葉や観念によってのみ過激になっていくタイプの学者がいるものだが、そういう学者の書く本がどういうものかを知るためのサンプルとしては、本書は貴重であろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/12/13 17:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/02 21:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/24 00:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/13 16:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/09 18:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/06 22:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/08 18:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/20 23:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/23 15:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/18 16:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/01/11 12:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/06/18 11:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。