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ロボット入門 ――つくる哲学・つかう知恵
著者 著:舘(すすむ)
本書では、ロボットを、その歴史から紐解いて、現在をつぶさに考察し、この二一世紀の未来を見据える。それも、技術史という立場からではなく、実際に現場でロボットを研究開発してい...
ロボット入門 ――つくる哲学・つかう知恵
ロボット入門 ――つくる哲学・つかう知恵
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ロボット入門 つくる哲学・つかう知恵 (ちくま新書)
商品説明
本書では、ロボットを、その歴史から紐解いて、現在をつぶさに考察し、この二一世紀の未来を見据える。それも、技術史という立場からではなく、実際に現場でロボットを研究開発している研究者としての立場から、今後のロボット開発の方向を探るという目的のために歴史を見つめ直す。
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紙の本
盲導犬ロボットからアールキューブまで
2002/07/03 20:32
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投稿者:某亜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロボットはどうあるべきか? という、これまでは考える必要がなかった疑問を今真剣に考えなければならない時代に来ている。ロボットの機能が急速に進歩してきたからだ。ロボットの過失は誰が責任を取るか? ロボットは「他者」であっていいのか? などの問題に対して著者ははっきりとした考えを持っている。多くの人はこれらの問題さえ考えたことがないであろうから、こういった問題ができるようになった歴史的背景も簡単に説明されている。
最後には、最新世代としての「ネットワークロボット」いわゆるアールキューブと呼ばれる概念を解説しており、こちらもおもしろい。ロボットを現地に行かせ、自分は自宅にいるままで、ロボットが感知する映像・温度・音といったものを自分にも感知するよう設定された物である。つまり、自宅にいるままでロボットがいる地点を楽しもうという計画だ。ロボットの開発が年々進んでいることがわかる。
本書の著者は盲導犬ロボットの開発者ということもあり、盲導犬ロボットについての解説が全体として多少浮いている感はあるが、興味深い内容ではあるので一読の価値はあるだろう。