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ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

著者 作:紅玉 いづき , 絵:村松 加奈子

その古城ホテルは湖のほとりに佇んでいる。人でないものさえ泊まるという、不思議なホテル、マルグリット。そこに集められた四人の少女たちは、こう、言い渡された。「このホテルの女...

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ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

税込 682 6pt

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ようこそ、古城ホテルへ 1 湖のほとりの少女たち (角川つばさ文庫)

税込 682 6pt

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その古城ホテルは湖のほとりに佇んでいる。人でないものさえ泊まるという、不思議なホテル、マルグリット。そこに集められた四人の少女たちは、こう、言い渡された。「このホテルの女主人になる気はないか」魔山を追放された魔女、ピィ。所属を捨てた美貌の軍人、ジゼット。とある稼業から足を洗った、フェノン。そして亡国の姫君、リ・ルゥ。これは、少女たちと、不思議なホテルの、優しく切ない物語。

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みんなのレビュー26件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

湖のほとりで輝く強さ

2015/08/28 13:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

青銀の賢者サフィールに導かれ、湖畔の古城ホテル「マルグリット」にやって来た4人の少女たち。ピィ・キキラーチェは魔女の山を追放された魔女、ジゼット・ロドマンは軍を追放された軍人、フェニアーノ・クロージニーは他人に言えない仕事をしていた少女、リ・ルゥ・アヌ・アル・ラサ・ファン・チゼは国を滅ぼされた王女、いずれも帰る場所を持たない少女たちだ。
 彼女たちは、古城ホテルの女主人となるため、候補生として客をもてなす試験を課される。初めは流されるままに、対立しながら仕事をしていた彼女たちも、徐々に協力するようになり、自分の帰る場所を自分で作るために努力するようになっていく。

 4人の少女の奮闘と失敗、そして孫娘を失った女主人の悲哀、その原因を作ったヘルハウンドと、彼らを引き合わせた賢者の交流を描いていく児童文学だ。
 元々自分が帰属していた場所から放逐され、何をしたらよいか分からない少女たちが目的を見つけ、自らの居場所を作り出していく強さが描かれている。強いというのは、暴力的な意味ばかりではない。折れない気持ちの強さなのだ。

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紙の本

作者で

2018/10/13 09:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者で選びました。
児童書も書いてるんでるね。
居場所がない少女たち。古城ホテルの女主人にならないかとスカウトされ、試験を受けますが…?
これ一冊でもキリはよかったですが、シリーズものみたいですね。
わりと力づく(笑)?

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