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封鎖
著者 仙川環
一夜のうちに症状が悪化し、死に至る。関西の山奥の集落で、強毒性の新型インフルエンザと覚しき感染症が発生した。医療チームが派遣されるが感染経路は掴めず治療も間に合わない。感...
封鎖
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封鎖 (徳間文庫)
商品説明
一夜のうちに症状が悪化し、死に至る。関西の山奥の集落で、強毒性の新型インフルエンザと覚しき感染症が発生した。医療チームが派遣されるが感染経路は掴めず治療も間に合わない。感染拡大を恐れ、集落から出る唯一の道は警察の手で封鎖された。娘を、この集落から逃がさなくては。杏子は、封鎖を突破しようと試みるが……。医療サスペンスの俊英が、明日起こる恐怖をリアルに描く!
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紙の本
人権侵害につながる「隠蔽」を許さない社会を!
2020/05/21 17:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る
感染症関係の本だけでなく、小説も並行して読み続けている。2012年10月に刊行された『封鎖』。新型感染症が発生したときにどうすればよいのか。人の命と人権の重要性を問う力づい筆致にスイスイと引き込まれた。
本書刊行7年後に、本当に新型感染症が発生してしまった。この新型コロナウイルスに対する初期対応の遅さ、東京オリンピックが延期と決まるまで対応を遅らせた政府の責任を考える時、人の命と人権を後回しにしたと言っても過言ではない。
しっかしと情報公開し、人権を守りながら、被害を最小限に食い止めるには、事前の対策が欠かせない。しっかりと事前の対策を取る社会にしなければならない。そんなことを考えた。