紙の本
ETFの書かれた投資指南書
2016/02/19 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
マイナス金利時代の到来で、銀行に預けていても利息が増えません。そんな状況の中、銀行や証券会社がおすすめしてくる金融商品が投資信託です。但し、投資信託は、手数料の高さについてデメリットについてあまり話されません。少ない手数料で運用するならETFで、というのは本書の大筋の内容です。但し、ETFが何を投資対象としているかについて、自分で判断する必要があります。
投稿元:
レビューを見る
【基本書】
資産運用の基本的なことが書かれています。
新興国よりの記述が目立ちますが、基本的には分散投資をして、自分なりのブレンドで先進国、新興国、フロンティアなどの比重を変えればいいと思います。
未来はだれにもわかりません。
投稿元:
レビューを見る
バランス型投信でおまかせしちゃってる身としてはETFとかまではまだ全然先の先で、ちょっと高度な内容でした。
新興国の組み入れ度合いについては、今までの常識は既に古いんだなーと思ったけど、自分でポートフォリオを組んでリバランスしていくのはやっぱり難しそうだと思いました・・。
あ、引き続き金投資は続けよっと。
投稿元:
レビューを見る
朝倉さんということで読んでみた。
真面目であり、かつ強気。
日本株、国債は年金に多く含まれているため、個人で積み立てていく必要はないという考えは、特段新しい考えではないが、モーニングスターのトップが述べているところがおもしろい。
金と新興国というのは朝倉さんらしいというか、前もこんなこと言ってた気がするので、新しいという感じは全くしないが、参考はしてもいいかなと。
投稿元:
レビューを見る
かなりマニアックな内容もあって、なるほどなと思ったり、えぇ〜!と驚いたりであっと言う間に読み終えた。しかし紹介されている銘柄等について再度チェックする必要があり、読み返してますがw
ETFと金保有のお話は、個人的にも考えていたし、具体的にどういうポートフォリオにするかという点で、参考になった。ETF活用していきたい!
投稿元:
レビューを見る
ポートフォリオに日本株式・国債を入れないという提案は他ではあまり聞かない。
日米の投資環境、ルールの違いに驚いた。透明性のあるルール作りが欠かせないと感じた。
投稿元:
レビューを見る
ひとりで投資をしていると、相場が大きく動くたびに自分の方法に不安を感じる。
助けとなるのが、新聞や本、ネットなどの情報である。
とはいえ、様々な情報の中から何を信じどれを選び取るのか、ここの判断が難しい。(投資に限らずだが)
投資において、参考にしている専門家のひとりである山崎元氏がこの本をすすめていたので手に取った。
具体的に何に投資すればいいのか、また、その結論へ至るまでの道筋も
丁寧に説明されていてとてもわかりやすい。
悩める投資家への心強い一冊になると思う。
取り急ぎ、金投資について前向きに考えたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
実は素人個人投資家である自分は、3年半前に1000万円で或るファンドを1点買いしてしまった。結果、世界の景気不安が増長される中、400万円の評価損を出す破目に。
民主党政権から自民党政権に移ってから、経済復興の期待感が膨らんで株式及び為替が好転中の2013年の幕開け。400万円を取り返すべく、投資の勉強を始めた次第。その一環で購入。
実に実践的な内容であり、投資戦略の組立て方が良く整理されている。他の経済書のようにやたらとグラフや図表を見せつけるしつこさも程良い加減であったので自分には良かった。
ただ、若干気になったのは「海外ETF」を最終的にはPRしたかったんだろうなとは思うけど、初心者的個人投資家にとっては良い教科書だと思う。
因みに新興国ETFを買い増ししてみた。
投稿元:
レビューを見る
海外資産への偏向を促すなど鵜呑みに出来ない部分は散見されるものの、誠実に書かれた良書。これを読んで自分で考えるきっかけになればいい。
投稿元:
レビューを見る
金融機関が投資信託を奨めるのは金融機関に入る手数料が高いから。投資先を先進国から新興国にシフトすべき。筆者が推すのは海外ETF。また金は紙切れになることはないから資産の10%に組み入れるべきとのこと。筆者が挙げる組み入れるべき銘柄も巻末に記載があるが、この本が書かれた2012年11月からまた状況も変化しているだろうから、鵜呑みにもできず、かと言って自分で読みとくだけの知識もないので具体的なアクションに結びつけるのは難しい。
投稿元:
レビューを見る
モーニングスターの社長の本。
前半は日本の投信の問題点について。本当にこの業界は客も会社もどうしようも無いと思う。モーニングスターはこういうの書いて大丈夫な立場なんだなあ。
後半は各国間の相関が高まっている、先進国の過剰債務により先進国債権が低リスクとは言えなくなっているという二つの現状認識からパッシブたるETFを用いて低コストでアクティブな運用をする方法の提案。かなり現実的だしインデックス投信を買うより低コストだし採用したい。とりあえず海外ETFについて調べてみる。
投稿元:
レビューを見る
アベノミクスで株価が上がってきたので、いきなりタイトル的に時流を外した感があるが、特に相場に
関係なく、どのように「負けない」資産運用をしていくべきかを解説した一冊。
これまでも何冊か著者の本を読んでいるが、主張は首尾一貫している。
1. 手数料の高い投信は買うな。
2. 銀行や年金経由で間接的に国債を持っているので、国債に投資するな。
3. 先進国株式と新興国株式に目を向けよ。
4. 保険として金に投資しろ。
正直なところ、著者の提示するポートフォリオは、あまりにもアグレッシブすぎる感じで、個人的には
完全には同意できないのだが、少なくとも投資対象として、日本株式しか頭にない人は一度、読んでみて
損はないだろう。
あと、毎月分配型投信に投資している人は必読!
投稿元:
レビューを見る
これからの時代の流れに沿った資産運用の基本的考え方が良く分かる。その上でETFの有効性が納得できます。ただ、少しETFに偏りすぎで、日本にいる場合には円をもう少し重視して、守りも説明に加えてもよかったのではないかと思う。年齢別の視点も書いておく方が親切かもしれない。
投稿元:
レビューを見る
コストの安い海外ETFでの資産運用を進める本著は類書に見ない切り口で斬新。必ずしもすべてを受け入れる必要はないと思うが、20年後のGDP比率に合わせた投資に目を向けさせたり、大局観を養うには着眼点を多数提供している。
銀行預金や年金を通して、国債や国内株式に投資がされているので、個人で行う投資は基本的に海外投資のみでいいとの指摘は大胆。(ただし、既に国内株式100%のような運用をしている人には日本株比率を多くても15-20%まで下げていくべきとのコメントも)
リーマン後、各資産の相関係数が高まり、リスク分散効果が低くなる中で他の資産との相関が少ない金の重要性を指摘し、10%程度持つように推奨。(新興国といっても、韓国、台湾を含めると先進国との関係性が高いので相関係数は高まる。インドネシアなどのASEAN諸国をサテライト資産として加えると相関係数を下がる)
特に秀逸だと感じたのが、中長期でアセットアロケーションを考える場合も投資に時間とパワーをさける積極派には投資環境を見極めて,局面ごとにアセットアロケーション比率を下記提示しているところ。
①不況~景気回復
株30%(先進国株20%,新興国株10%)
債券60%(先進国債券30%,新興国債券10%,ハイイールド10%,インフレ連動10%)
金10%
②景気回復~好景気
株60%(先進国30%,新興国20%,小型10%)
債券30%(先進国20%,新興国10%)
金10%
③好景気~景気後退
株50%(先進国25%,新興国15%,小型10%)
債券40%(先進国30%,新興国10%)
金10%
④景気後退~不況
株20%(先進国15%,新興国5%)
債券70%(先進国55%,新興国15%)
金10%
ほとんどの投資本では一旦決めた比率をリバランスでいかに維持するかに焦点をあてていますが、景気動向をふまえたアセットアロケーションの変更をスパイスとして使うことは投資家としてのスキル養成のためにも重要ではないでしょうか。
あと、まとまった資金がなく、ETF投資に手が届かない若い世代向けには
株60%(先進国30%,新興国30%)
債券30%(先進国15%,新興国15%)
金10%
の比率でインデックスファンドで資産形成してくことも推奨。
投稿元:
レビューを見る
異なる資産間の価格の連動性が高まってきているのに対し、新興国と金を使ったポートフォリオが提案されていました。基本はETFを使ったインデックス投資で、それを景気の周期によって入れ替える「インデックスでアクティブ運用」という考え方は面白いと思いました。