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「本を読む人だけが手にするもの」よりもこちら
2018/10/30 00:02
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投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらも理想論ではあるが、学べることが多いのは断然こちらの方である
筆者が「若い世代の人に一番ウケたのがこの本」という理由がよくわかった
まぁそれでも「学校の先生は金では動かない」とし教員への残業代や休日出勤手当が少ない現状に触れたがらないのは卑怯にも感じたが
また、所々で顔を出す作者の自慢話に嫌気がさす人も少なくないだろうと思われた
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20140705
スピードか必要な現代では、PDCAではなく、
DA,DA ダダダの無限サイクルによって、まずやってみて、改善しながらまた、やってみて、ダメなところは改善しながら、またやってみる。非常に共感出来た。
20世紀の成長社会から、21世紀の成熟社会に変わっている事をしっかりと認識して、自分自身が
やりたい事に打ち込む必要性を感じさせられた。
最後の解説は、何故かソニー生命の宣伝に終始していたが、あれは必要だったのか?
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自分なりの豊かな生活
新しい大人の条件
演じる自分、公共的なリテラシー、クリティカルシンキング「複眼的思考ととってる」
藤原智美家族をする家を読んでみたい
会社と自分のベクトルの和を最大にしよう
組織の戦略やビジョンを理解しその中から自分のやりたいことを模索する=ツボ
ツボ=みんなにわかりやすいアクション可視性
個人として是非やりたいと思えるアクション共感性
すぐに体を動かせる具体的なアクション運動性
ベクトルあわせの練習は夫婦関係
ナナメの関係=ボランティアや地域活動、投資だと思ってやってみる
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・成長社会から成熟社会(多様で、複雑で、変化が激しい世の中)に入り、人生を支配するルールが変わったら、戦い方も変えないといけない。
・どうルールが変わったか。「正解主義」の野球の時代から、状況に応じて選手が「それぞれ一人ひとり」自分の判断で臨機応変な対応をする「修正主義」のサッカーの時代になったのだ。
・以前は「借金は個人の信用のバロメータ」といっていたが、パイの増えない成熟社会では、借金ゼロという身軽さが有利。これからは借りるのは金ではなく知恵。
・仕事に打ち込める3000時間のうち3分の1の1000時間を本業に投資し、残りの2000時間を戦略的に別のことに投資する。
・組織に埋没するのではなく、自立した個人として人生を設計し、プランニングしてオリジナルの高い人生を歩んでほしい。
・成長社会で教育を受けてきた私たちは、「引き際」について考えることがほとんどありません。もちろん力を抜くわけではありません。「これ」と決めた仕事には全力を傾けます。ただ、その一方で「どこで降りるか」「ここまでやったら、あとは任せる」という引き際を、いつも意識するようにしています。
・30代から自分自身を磨く訓練をはじめてください。ポイントは自分の知らない人たちで形成されているコミュニティに参加すること。価値観を共有できる人が多い場所は避けてください。
・30代は迷ってもいい時期だと思います。しっかり考えるべき時です。ここで決めた方向性は40代、50代と続きます。30代はこれからの数十年を見据えながら過ごす期間だと認識してください。最も大事なのは、「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話してみることです。もうひとつは会社以外に打ち込めることを見つけること。
・35歳に必要な3つのリテラシーはPISA調査における3つのリテラシー。1)読解リテラシー…自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発展させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力。 2)数学的リテラシー…数学が世界で果たす役割を見つけ、理解し、現在及び将来の個人の生活、職業生活、友人や家族や親族との社会生活、建設的な関心をもった思慮深い市民としての生活において確実な数学的根拠に基づき判断を行い、数学に携わる能力 3)科学的リテラシー…自然界及び人間の活動によって起こる自然界の変化について理解し、意志決定ために、科学的知識を利用し、課題を明確にし、証拠に基づく結論を導き出す能力。
・自分自身のリストラをせよ。1)生活態度のリストラ:情報に振り回されない為、論説委員やコメンテーターの言説を自分の意見であるかのように勘違いすることをなくすため、テレビと新聞をやめてみる 2)仕事内容のリストラ:接待をやめてみる。「嫌われたくない」「好かれなければ」という気持ちを捨てる。自分が今までやってきたことを一旦10分の1まで減らしてみる。 3)思考のリストラ:ポジティブシンキングをやめてみる。時にはマイナスイオンを出して相手のプラスイオンが寄ってくるよう仕掛けることは戦略として有効な手段なのです。
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企業戦士から病気を期に働き方を考えた著者のこれからの生き方指南本。
私の妻が著者の名前を知っていてビックリ。彼女の記憶力には暫しビックリさせられる(彼女に言わせると私の記憶力の無さにビックリする)
確かに、企業人としてではなく「個人では何が出来るのか?」の力を高めていきたい。キーワードはコミュニティ、人と人との繋がり。また、時間をおいて再読したい一冊。
【学】
時代は野球のルールからサッカーのルールに変わった
この時代では戦略を持って、人生を生き抜いていかなければならない
オリジナリティの高い人生を歩もう
自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話し合うこと
会社以外に打ち込めることを見つけること
組織内自営業を目指す
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これからの世の中が多様化して行くので、それに合わせた多様化した生き方をするために複眼的な思考やリテラシーを身につけましょうという内容。
どこかですでに目にした内容のようなものが多く特に目新しさがなかった。
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「宗教が果たすべき役割を、他のコミュニティが受け持っているという事実を提示しているだけです。」
国際化は、均一化を進め、多様性を消す。差別化を図るためには、無理をしないといけない。それが良いものであれば、それは世界のスタンダードになるから。
良い意見はぱくる。悪い意見は捨てる。
現場の担当者が大事。良い関係を作る。
ままごとの可能性。ロールプレイは人間を成長させる。
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同じく藤原氏による「本を読む人だけが手にするもの」と得る内容はほぼ等しい。
両書を通じて一番響いたのは、成熟社会がレゴ型思考の時代だという件。あとは、本書で述べられている、大人の三条件。
①演じる力:これは分かりにくい…「素の自分」なんてなくて、状況に応じていくらでも変われると開き直る力か…腹落ちしない…
②公共的なリテラシー:自分とは異なる考えを持った人達と議論するために他人の気持ちを理解する力。これは納得。
③クリティカル・シンキング:多面的な複眼思考。言わずもがなです。
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著者が他の作品でも繰り返し語ってきた、20世紀型成長社会と21世紀型成熟社会の対比、そして成熟社会をどう生きるか。
私は恥ずかしながら、初読ではこの本を半分も受けとることが出来ていなかった。読み物として興味深く、一気に読んだのだが。
続けて、作者の別の作品を3作読んだあと、再読してやっと少し理解できた気がする。
文章はとてもわかりやすく、時に図を交えて丁寧にポイントを押さえて書かれているにもかかわらず、読み込めていなかったのは私自身に受けとる準備が出来ていなかったから。そして、正にこの本が“教科書”だからだと思う。
この本から何を受けとるか、受け取らないかは自分次第。
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内容はタイトルどおり、「35歳の教科書」。もう少し範囲を広げて30代の教科書、でも可。副題をつけるとしたら「成熟した現代社会の歩き方」。
30代で現状に満足してない、何かもやもやする、といった方は必読。そうでなくとも30代の方、それより若い方に読んでほしい。中学生以上なら必ず何か発見、気づきがあるはず。私はこの本に出会えて良かったと素直に思いました。
あと、文章が面白かった。さすが元広告屋さん、という印象。
文句なしの五つ星。
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最近の運動会では手をつないで一緒にゴールなんてことを良く聞くけど、今の世の中、この運動会の法則とは全く逆になってきていて、「みんな一緒」から「それぞれ一人ひとり」時代に変化してきていること、そしてこれに備えるためにどうするか、具体的事例から書かれていて考えさせられるものがあった。
「会社の中でがんばれば、みんな一緒に昇進できる」なんてホントもうありえない。
「やった者」だけでなく、そのやり方さえ問われる時代で、戦略的にこれらをクリアーするにはどうするか、肝要なところをしっかりと書かれていた。
戦略的に考えること コミュニティーをしっかりと確立すること 自分の目標をもち、どういう人生にしたいかを考えること
これってどこかの大学院の指針に似てる(笑)
そして昨日からそこに通いだした私(笑)
41歳になるが、「35歳の教科書」読んでよかったと思っている。
これから30代に足をかけそうな人から、40代前半ぐらいまでの人
読むといいですよ
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成熟社会である現在において求められることは答えのない解を見つけるということ。それは、「納得解」を見つけることであり、納得解という表現に非常に納得感があった。
納得解を見つけるために必要な能力はクリティカル・シンキング、これは複眼的思考である。
これらを身につけ、組織にとらわれない個としての自分を磨いていきたい。
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波乱万丈な人生だけあって、歯に衣着せぬ物言い。しかしその切り口はとても鋭く、本質を突いている。その語り口からは、現在の劇的な社会変化を目の前にして逃げないで欲しいという気持ちがひしひしと伝わってくる。自分の人生の主人公として生きているか。なかなか明確な解を出すのは難しいけれど、考え続けることに意味がある様な気がする。筆者も100冊チャレンジをしていることに親近感が湧く。
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藤原さんの本。基本的には同じことを言っているが、成長社会から成熟社会に変わる中で、みんな一緒の時代からそれぞれ1人、1人の時代に変わっている。会社に依存せずにいかに独立した個人になれるかが重要かということを繰り返し述べている。そのためには仕事以外のコミュニティを持つことの重要性というのがすごく説得力があると同時に自分に足りない部分として改めて感じた。
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冒頭の周りにまともな大人が見つからない、モデル不在なのだというのに突き刺さった。自分と何かとのつながり方を考えさせられる。