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ビジュアル 目からウロコの世界史
著者 島崎晋
この広大な地球上で初めて都市国家が形成されてから現在まで、人類が歩んできた世界の歴史は約6000年。その膨大な世界史の知識を、教養としてひととおり得ようと思っても、どこか...
ビジュアル 目からウロコの世界史
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ビジュアル目からウロコの世界史 読んでわかる!見て楽しめる!人類6000年のドラマ!
商品説明
この広大な地球上で初めて都市国家が形成されてから現在まで、人類が歩んできた世界の歴史は約6000年。その膨大な世界史の知識を、教養としてひととおり得ようと思っても、どこから勉強していいかわからない、いきなりページ数のある本では歴史の流れが理解できないという読者が少なくない。本書は、そんな一般読者に向けて、世界史の概観を理解するのに最低必要と思われる項目を設定し、簡約化を図った世界史入門書である。1項目2ページの見開き解説で、歴史の流れが一望できる。そして、全体を67の項目に分け、どこから読んでもOK、かつ面白く読める工夫が施されているので、歴史が苦手な人にもなじみやすい。さらに、大きく見えやすい図や歴史の舞台となった写真も多く挿入されており、イメージもつかみやすい。世界史に関するひととおりの知識が満たされるだけでなく、学校の授業では味わえなかった興奮も覚えること間違いなしの一冊である。
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紙の本
文の量は苦にならないが、わかりやすいかとなると“劣等生”には、やはり辛い
2006/08/08 14:53
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代、世界史で「4」をもらった。5段階ではない。10段階の絶対評価である。「3」なら“赤点”だったから、落第スレスレ。中間、期末テストの成績を客観的に見ると、「3」をつけられても文句はいえないくらいに無残な点数だった。他の科目は平均点を取れていた(いくつかは平均以上)のだから、自己評価では“オチこぼれ”でなかったと思う。それが世界史だけはダメだったのは、時系列の絡みが覚え切れなかったから。つまり、同じ歴史でも日本史は“直列”で覚えれば済んだ。縄文式土器の後が弥生式土器、遷都をしたのは平城京が先で平安京が後と覚えれば済むが、世界史はそうはいかない。いわゆる4大文明からして、発祥の場所が違い、年が違う。もちろん、それ以降の史実は推して知るべし。“直列”と“並列”が入り混じる。これには参った。それが「4」をとった原因。
これではならじと、ン十年ぶりに世界史をかじってみようと思い立った。そのときにタイミングよく、本書が出た。「ビジュアル」とあるように、「オール図解」で写真もふんだん。それが“売り”である。見開き2ページごとに一つの項目を完結してあるから、それぞれの文章もあまり長くない。どんな出来事でも2ページに収めてしまうのが、いいことかどうかは判然としないが、フォームがカチッとなっていることだけは確かだ。
通知表はともかく、現代史を全く学んでいないことも、私の弱点の一つ。第2次大戦以降は、ほぼ白紙である。いま、紛争を通り越して戦争状態にある中東問題の原因は、政治問題であると同時に歴史問題だ。「パレスティナ問題」「イラン革命」−解決にはならないが、原因の理解の一端にはなる。
大きな声ではいえないが、この本を読んだだけでは、まだ大きな流れとしての世界史をわかったかどうか自信はない。ただ、歴史を断片として取り上げるのなら、本書がそういう作りだから、前よりはできると思う。通知表の点「9」前後は無理だとしても、「4」から「5」以上には上がっているはずだ。