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ぎこちない誘惑
退っ引きならぬ事情で、加藤嘉仁というひと回り年上の男を誘惑しなくてはならなくなった苦学生・末廣慎。まずは加藤の行きつけのカフェへバイトとして潜入、接触の機会を窺うことに。...
ぎこちない誘惑
ぎこちない誘惑 (幻冬舎ルチル文庫)
商品説明
退っ引きならぬ事情で、加藤嘉仁というひと回り年上の男を誘惑しなくてはならなくなった苦学生・末廣慎。まずは加藤の行きつけのカフェへバイトとして潜入、接触の機会を窺うことに。そんな折、ふとしたきっかけで当の加藤から人好きのする笑顔を向けられ、慎は戸惑いつつ親しくなっていく。いつしか「誘惑」のことも忘れ加藤に惹かれるが……?
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紙の本
「スペアの恋」スピンオフ
2012/11/06 20:12
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
退っ引きならぬ事情で、加藤(攻め)というひと回り年上の男を誘惑しなくてはならなくなった
苦学生、末廣(受け)。
まずは加藤の行きつけのカフェへバイトとして潜入、接触の機会を窺うことに。
そんな折、ふとしたきっかけで当の加藤から人好きのする笑顔を向けられ
末廣は戸惑いつつ親しくなっていく。
いつしか「誘惑」のことも忘れ加藤に惹かれるのですが・・・。と続きます。
ねずみ講というキーワードでお話は進みます。
なんだろう、読み終わった後とくに心に残るものがなかったのですよね。
末廣はねずみ講を憎んでます。だからか、最初加藤と話すきっかけになったのがそれ。
そのときはとにかく加藤を怒鳴りつけるくらいの気概を見せますが、その後の末廣は
始終おどおどしてとてもおとなしい印象なのです。うーん、なんだこの違和感。
加藤は最後までいまいちつかみどころのない、実のところ何やってる人なんだー!という印象。
椎崎さんがあとがきで「とにかく甘く」と言われてましたがあれでそうなのだろうか・・・
と思うくらいなんともなかったような気がします。
スピンオフですが、全くこの作品単品で読めます。スピンオフって言われて気が付く程度です。
なんだかとても中途半端な印象のお話でした。
紙の本
スピンオフ作品
2016/07/27 20:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
見た目ほど善人でもお人好しでもない、大人の加藤さんが、どうして慎にここまでほれ込んでたんだろ?って疑問があって、ちょっとひっかかりました。
まぁ、余裕のある攻めがひたすら受を甘やかす様子は嫌いじゃないです。
スピンオフみたいですが、元作品知らなくても特に問題ありませんでした。