- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2014/09/04
- 出版社: 新書館
- レーベル: WINGS COMICS(ウィングスコミックス)
- ISBN:978-4-403-61424-8
電子書籍
少年魔法士(1)
著者 なるしまゆり
1996年、香港。街では、若い女性の腹を裂く連続殺人事件が発生。事件に関わる、グィノー家の裏切り者=アーネスト・藍・グィノー征伐のため、ローゼリットは《風使い(アエロマン...
少年魔法士(1)
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少年魔法士 1 (Wings comics)
商品説明
1996年、香港。街では、若い女性の腹を裂く連続殺人事件が発生。事件に関わる、グィノー家の裏切り者=アーネスト・藍・グィノー征伐のため、ローゼリットは《風使い(アエロマンサー)》候補のカルノを呼び寄せた! 猥雑な不夜城都市・香港を舞台に繰り広げられる、めくるめくファンタスティック・バトル、フル・ボリュームの第一弾!
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紙の本
読み込むほどに、ぞくっときた
2002/02/28 03:37
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なるしまゆり」というに作家に出会った作品。表紙にひかれて手にとり、うちに帰って真っ先に読んだ。
1度目はひたすら速く。続きが気になって仕方がなく、一気に最後まで読んだ。なにがなんだかわからない。話がややこしかったわけでも、情報量が多かったわけでもない。自分のなかになんだかわからない気持ちがあって、それを理解するためにもう一度読んだ。
2度目は涙が止まらなかった。主人公と思わしき「カルノ」という少年について、その姉について、1巻ではほとんど何もわからない。しかし、そのカルノの気持ちに共鳴して涙が止まらなかった。
なるしまゆり、という作家は決して言葉が多くない。謎は謎のまま、明かされるべき“場”がストーリーのなかでととのわなければ決して明かさない。そこが潔い、と思う。
まず1巻を手にしてほしい。
紙の本
スロースタート
2021/01/21 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
スロースタートのなるしまさんなのでこの1巻は若干とっつきにくい。
それでも魅力的な要素が鏤められていて今後も読みたいと思わせるものがある。
紙の本
生きるという本能
2002/01/24 02:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:水歩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1996年。香港では、かの「切り裂きジャック」に似た凄惨な殺人事件が横行していた。…何の為に? この事件の問いに答えることが出来るのは警察ではなく、魔法という常人には未知の能力を持った人の集団のみだった。
渦中の香港に降り立ったのは2人の魔法士。いつまでも少女の姿のままの老練なる風使いローゼリット。そしていつまで経っても風使い候補のままの主人公カルノ。彼らはこの香港で事態を収拾すると同時に、彼ら自身の逃れられない運命と相対することとなる。
1巻はまだそれほどではないが、この少年魔法士のシリーズの悪魔にはただただ恐怖するしかないほどの凄みがあります。そしてそれ故に「生きたい」と望み行動する主人公達(もうひとりの主人公は2巻で登場)には拳を握って応援してしまうのです。
魔法や悪魔はよくあるテーマですが、同じテーマでも匂いがぜんぜん違うこの独特のなるしまテイスト! そして重い話なのになぜか随所で笑えてしまう不思議ななるしまマジック! 新刊が出るたびに1巻から読み返してしまいます。巻を追うごとに明らかにされていく異能者たちはそれぞれが魅力的で、決して飽きさせません。