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決戦!太陽系戦域(上)
著者 デイヴィッド・ファインタック , 野田昌宏
一千体におよぶ異星生命体を撃滅した“魚退治”の艦長! ホープ・ネーション星系から帰還したシーフォートは、またも英雄に祭りあげられた。多くの友を戦死させたことを理由に艦隊勤...
決戦!太陽系戦域(上)
決戦!太陽系戦域 上 (ハヤカワ文庫 SF 銀河の荒鷲シーフォート)
商品説明
一千体におよぶ異星生命体を撃滅した“魚退治”の艦長! ホープ・ネーション星系から帰還したシーフォートは、またも英雄に祭りあげられた。多くの友を戦死させたことを理由に艦隊勤務を拒むシーフォートに対し、宇宙軍上層部は新たな任務として、士官学校の校長を命じた。心機一転、シーフォートは、子供たちを一人前の士官候補生に育てるための教育に専心する。だが、ついに怖るべき異星生命体が太陽系に侵攻を…。
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紙の本
「彼は何故に怒りしか?」「神と誓いだけがご存知だ」
2000/10/04 03:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カイル - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、読む度に頭を捻る。『銀河の荒鷲』なんて出てきたっけ?と。今作では士官学校長に着任のシーフォート宙佐、はたから見る限りキャリアは順調、英雄街道まっしぐらの彼だが『癇癪』はいぜんとして健在。最初からハイペースで怒鳴りまくる。怒っては「また…」と自己嫌悪に陥り、4作目になるが一向に悟る気配はない。ページを蹂躙する罵声、罰点にいい加減クラクラしてきた頃、我々はシーフォートの宇宙の中だ。彼が何故に怒れるのか?その理由を理解したとき、我々は誓いと義務に真摯に向き合うカッチョイイ宇宙の男の物語を見出すのである。
紙の本
熱心なフアンがいる理由が分かる
2003/02/23 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「銀河の荒鷲シーフォート」シリーズの第4弾である。士官学校長としての日常と、士官学校生徒と時代の生活とを、交互に描写していく。このフラッシュバック手法が、主人公の人間性と生徒への想いを際立たせ、士官学校生徒を指揮して金魚と呼ばれる無気味な宇宙生物の侵略と凄絶な戦いを行うクライマックスを盛り上げる。
第二弾を読んだ時、同じようなパターンが繰り返されるのかと懸念したが、第三、四作を読み終わって、ホームページを立ち上げたり、日英語の二言語でこのシリーズを読んだりする、熱心なファンがいる理由がわかった。