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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/09/12
  • 販売終了日:2018/03/31
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公新書
  • ISBN:978-4-12-102220-2

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言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

著者 著:西村義樹 , 著:野矢茂樹

「雨に降られた」はよくて「財布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ? 「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は? 認知言語学という新しい学問の奥深い魅力に目覚...

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言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

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「雨に降られた」はよくて「財布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ? 「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は? 認知言語学という新しい学問の奥深い魅力に目覚めた哲学者が、専門家に難問奇問を突きつける。豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返されるなかで、次第に明らかになる認知言語学の核心。本書は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、“知的探検”の生きた記録である。

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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

認知言語学の入門書のようだが、内容はむずかしい。でも、面白い。

2015/08/12 16:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

哲学者・野矢茂樹が、認知言語学について、その専門家である西村義樹の講義を受ける。もしくは、野矢茂樹が西村義樹に認知言語学の講義をしてもらう、と言うのか。
のっけから、そんな言葉遣いにこだわってしまうのは、この本を読んだからかもしれない。
上記の二つの表現は同じような事象を取り上げているのだが、そこに含まれている意味は微妙に異なる(ということになるのか、結局同じということになるのか、実はよくわかっていないのだが)というようなことに取り組んでいるのが現在の言語学の最先端らしく、それを認知言語学と呼んでいると言えばいいのだろうか。
本書の始めの方で、極めて簡潔に「言葉の問題を言語だけに狭く閉じ込めないで、事柄に対するわれわれの見方や態度と結びつけて考えていこうというのが、認知言語学の特徴」(p.7)だと言っている。その認知言語学の成り立ちから、取り上げている問題とその成果、そしてこれから先の言語学へと、およそ6回に分けて行われた講義が逐語録的に収められている。
講義と言っても、それぞれが専門家であるので、一方的に学問的知識が伝達されるわけでなく、時には議論となったり、明確な解答や解説がない問題にまで触れられている。そんな話を臨場感たっぷりに読み進めていくと、なんだか認知言語学がわかったような気になってくるからすごい。
と言っても、その内容はかなり専門的で、字面を追うだけで簡単には理解できなさそうなことも多く含まれている。
それでも、言葉を仕事の上で遣いまわしている者としては、非常に刺激的で、自分の仕事を振り返るときの参考になる話が多かったように思う。
専門家が、時代の最先端の学問の成果を、簡潔にまとめ上げ、それにより読む者に知的好奇心を沸かせてくれるというのが、かつての「新書」と呼ばれるシリーズに多く収められていたと思う。この本は、久々に新書らしい新書に巡り会えたと思える。

それにしても、『「昨日、財布に落ちられました」はどうしておかしいんだろう?』という帯の文句は気になって仕方ないし、本書にしばしば登場するペンギンも気になる。
こうした仕掛けもまた、新書らしい作りなのかもしれない。

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紙の本

確かに言語学の書物です

2016/04/11 10:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

野矢茂樹氏が認知言語学の西村氏に質問をする展開です。それも強烈に内容が厳しい。こういう学生がいたらたまらにだろうなという気持ちになります。
野矢氏は哲学者だから言語哲学がどっかり居座る状況ではいやでも言語に興味をもつでしょうから、認知系のことなるアプローチに質問や理論建てに十二分な準備をしているわけでしょう・ね。やはりかなり言語学をやっていないと字面いじょうには追いきれない内容と思いますので言語学をやった方に向いているでしょう。哲学系からは一度では理解したとはいかないです。

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