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陰陽師(13)
主上の前で、巷で噂の仮面の道満法師と箱の中身を占う射覆を競うこととなった晴明。道満の計らいで晴明の勝ちとされるが、道満の仮面のうちから現れたのは、さらに美しさを増したかの...
陰陽師(13)
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陰陽師 13 太陽 (Jets comics)
商品説明
主上の前で、巷で噂の仮面の道満法師と箱の中身を占う射覆を競うこととなった晴明。道満の計らいで晴明の勝ちとされるが、道満の仮面のうちから現れたのは、さらに美しさを増したかのような白比丘尼であった。道満の目的は祝福された都を侵すことなのか? 道満によって破られそうな都の守りを期する晴明だが、道満は晴明宅を訪れ結界を破り秘術を記した巻物を奪ってゆく。古より伝わる人間の叡智の結晶を持って、都に施すべき術を保憲と博雅に託した晴明は、命を賭して自ら道満の待つ若狭へ向かう。都を守る魔術は完成するのか?
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紙の本
陰陽師ーコミックか小説か
2020/04/13 09:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作は夢枕獏となっているが、両方読まれた方にはお判りの通り、このシリーズは小説の筋とは離れ、最後はまったく別の話になっている。
個人としては、どちらもいいが、映画や、ドラマの下になっているのはコミックではなく小説の方だ。
しかし、岡野玲子さんの話は難解だ。しかも、多くの晴明ファンからすれば理解しがたい部分が多いのではないだろうか?
陰陽師と言えば、イコール安倍晴明と考える人が大方ではないかというくらい、安倍晴明は多くの人に認識されている。
だからだろうが、多くの人が安倍晴明を書いている。ところが、もとが平安時代の人で史実としての情報が少ない人にも関わらず、たまに悪人に書く人がいても、何故か大筋では人物像が外れた物は見た記憶が無い。知らないだけかも知れないが――。
そんな中で、岡野玲子さんの描く晴明は何ともぶっ飛んでいる。飛躍しているのだ。
だから、ドラマ化される度に、やはりなと、岡野さんのコミックが映像化されないのに、どこかほっとするのだ。
紙の本
白い光と化した音楽
2005/10/18 11:23
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えてしばし言葉を失う。「あとがき」に綴られた文章を読むにつけ、岡野玲子はとりかえしのつかない時空の彼方にとんでいってしまった。この作品は白い光と化した音楽をかたどっている。『music for 陰陽師』(このCDには、『陰陽師』完結のあかつきにこそ聴かれるべき祝祭曲がたちこめている)の「覚書」に記された著者の言葉を引用しておく。
《真の音楽とは、高等魔術である。そしてそれは、弾け散るような白い光の姿をしている。このCDに関わっていた一年の間、地球上に生まれたがゆえに、ダークサイドではあるが、誇り高い怨霊も、存在する。勝利の曲は勝利の喜びを知るものの手で作られ、勝利の喜びを知るものの手によって奏される。そんな言葉が頭の中を流れた。陰の極みと陽の極み両極に共通してあるものは、美と誇りと、存在することの祝福と、喜びである。雅楽の真髄は、強靱である。》
紙の本
完結
2015/08/17 22:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう完結しました。終盤、晴明がツタンカーメン,真葛ちゃんがアンケセナーメになっちゃったので、「何故にエジプト?」と面食らいましたが、隼神社を中心とする円と正五角形の説は大変興味深いものでした。私見ながら、隼神社の位置とは、松尾大社,下鴨神社,伏見稲荷を頂点とする三角の中心ではないかと考えていますが、どうでしょうね。
電子書籍
最終巻
2020/12/15 21:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻を読み終えて、改めて読み手を選ぶ漫画だなぁと思いました。核心に触れない抽象的な表現や台詞が多く、絵や文言を目で追うだけでは正直理解出来ないと思います。もっと知識があれば違っていたのかもしれませんが、多分こういうことかなぁ?程度の認識で読み進めた為、読了後もモヤモヤしたものが残りスッキリしませんでした。描写自体は雰囲気があって最後まで綺麗でしたが、個人的には初期のシンプルだけどとんちが効いた深いお話の方が好きでした。