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電子書籍
民俗学への招待
著者 著:宮田登
なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち...
商品説明
なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。
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紙の本
主に1995年頃に綴られた民俗学エッセイ
2023/08/07 14:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:noni - この投稿者のレビュー一覧を見る
時節柄、オウムや阪神淡路大震災に着想を得た記事も目立つ。正月、富士信仰、妖怪なども興味深いが、旧上九一色村が甲斐と駿河の往来盛んな途上の地であったこと、そこに甲斐の民話を集成した土橋里木なる郷土研究家があったことを備忘に記したい。