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ことばへの道 言語意識の存在論
著者 長谷川宏
ことばを通して現実があらわれ、人間があらわれ、共同社会があらわれ、宗教があらわれ、芸術があらわれるという展望がなかったら、ことばを論ずる魅力はおそらく半減することだろう。...
ことばへの道 言語意識の存在論
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ことばへの道 言語意識の存在論 (講談社学術文庫)
商品説明
ことばを通して現実があらわれ、人間があらわれ、共同社会があらわれ、宗教があらわれ、芸術があらわれるという展望がなかったら、ことばを論ずる魅力はおそらく半減することだろう。――著者は「あとがき」でそう断じる。人として存在すること、社会のなかに在ることと、否応なくむすびついた「ことば」とはなにか。繊細でしなやかな哲学的洞察。(講談社学術文庫)
目次
- 学術文庫版へのまえがき
- 新装版への序
- 第一章 言語場の成立
- 一 共同存在としての人間
- 二 言語の普遍性
- 三 言語の象徴性
- 四 共同の場としての言語
- 第二章 表現の構成
- 一 言語の宗教性
- 二 話し手の位置
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紙の本
言語と意識
2016/12/23 20:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る
例えば言語に対して哲学的にアプローチしてみたいと思い立って色々本を取ってみても、だいたいは言語そのものが考察の対象になっています。しかし素人が言語に対して疑問を持つということはもっと「自分と言語の関係」とか「自分と他人と言語の関係」とかそういうことからではないでしょうか。この本はそういう視点に立って書かれてあるので、読んでる途中で「あれ、おれってこんなことが知りたかったんだっけ」みたいなことには僕はなりませんでした。同じことを何回も言ってくれるので難しいこともないです。