電子書籍
走っていく日、キラキラと愛を知る
著者 高橋悠
ある日、保育士の杉本のクラスに若い親子がやってきた。これって一目惚れ?! 園児の父親・招に恋した杉本は猛烈なアタックを開始するのだが、招にはとんでもない過去が! 純情恋愛...
走っていく日、キラキラと愛を知る
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走っていく日、キラキラと愛を知る (Craft comics)
商品説明
ある日、保育士の杉本のクラスに若い親子がやってきた。これって一目惚れ?! 園児の父親・招に恋した杉本は猛烈なアタックを開始するのだが、招にはとんでもない過去が! 純情恋愛物語!
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紙の本
キラキラの、走る珠玉作
2003/04/16 01:29
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかり - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、タイトルに惹かれる。何だか青春ドラマのようだ。
そして扉絵の3人の笑顔。子供がとってもかわいい!
どんな話なんだろう、と気になって手に取ってみた。
これはやさしい愛と家族の物語だ。タイトルの持つ清涼感も作品を裏切っていない。
人をすごく好きになって、その人にはすでに家庭があって、それでも好きで。
想いが通じても、日陰にいるような気持ちは消えない。好きな人には小さな子供がいて、目の前にすると、罪悪感や対抗心、好きな人を一人占めできない嫉妬など、様々な感情におそわれる。それは過去の切ない恋。
そんな恋を経験すると、人を好きになることに臆病になる。
一方、単純明快にまっすぐ人を好きになる者もいる。好きになったら、迷いがない。気持ちいいほど一途に走る。好きな人に尽くすことの喜び、充実感がエネルギーになる。タイトルの「走る」は、一生懸命に生きるということだと思う。みんな形はどうあれ、一生懸命に生きている。
報われるって、いいなあと思った。臆病な恋人の心の氷が溶けて、一途な想いが報われる瞬間。この作品には、その瞬間がちゃんとあって、読んだかいがあったと思わせてくれる。キラキラと氷が溶けていって、愛を知る。それぞれの愛がいくつか寄り集まって家族になる。家族としての愛。
みんな、支えあって生きているんだなあ。ほのぼのとした読後感も心地いい。
そしてやっぱり、子供がかわいい。
紙の本
昔ワル、今は保父さんの守りたい相手
2002/07/24 20:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミントティー - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔ワルだったが今は保父・瀧センセイ、幼稚園児に揉まれる毎日をおくっている。そこにめちゃマブのヤンパパ・瓦緒(かわらお)さんが生意気なガキさま・隆(たかし)を連れて登場。一目惚れをした瀧は訳ありの瓦緒さんを守ってあげたい…。他二編を収録。切なさと愛を育むバランスみたいなものがほどよくて心地いい。はじめて読んだ漫画家さんでしたが大当たりな一冊でした。
紙の本
いろんな形の切ない愛情たち
2001/12/25 14:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
元ヤンだが立派に更正し、今は幼稚園の人気保父さんを勤める好青年・瀧。ある日幼稚園に現れた、隆クンのお父さん・招に一目惚れしてしまう。「子供から取り入っていこう」と姑息なプランを考えるも、なぜか隆クンにだけ忌み嫌われてしまう瀧。そんな瀧をハッキリ拒否しながらも、なにやらさりげなくミャクあり、さらにワケありの招…。男2人+男の子1人の、疑似家族物語。いろんな形の切ない愛がぎっしりつまったオススメの一冊、ぜひご一読を。