電子書籍
ソウルコレクター
2021/03/16 20:44
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウォッチメーカーそうですよね。
リンカーンが直接逮捕できないのに今回逮捕できたってなったらそれはそれで悔しいから、次回にお預けですね。
それにしてもアンドリューが腹立ちます。
9.11でって話だと思うんですがどれにしても殺人者を野放しにしてるし。
紙の本
上巻しか持って行かなかった事に後悔する
2017/08/29 09:54
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投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅先で読むつもりで下巻は自宅に。
上巻を読み終わってしまい、もう悶々と数日過ごす事に…
帰宅し、むさぼり読みました!
面白かった~。
紙の本
このシリーズの中でも怖さでは一番かも
2017/02/03 17:32
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョージ・オーウェル「1984年」を初めて読んだ時も背筋が寒くなるような怖さを感じましたが、そのテーマはいつまでも生きるものであっても物語のディテールはやはり時間の経過と共に多少陳腐に思えるものでした。
その点、この作品が書かれたのが2008年であるだけにより現実感を持って恐怖を感じられました。
情報をある意図を持って操作できる組織や個人の性善性を何の根拠もなく信じるしかないような頼りない状況の中で、こんにち私たちは日々暮らしているだけなのかという不安感が強烈に残りました。
最終的に犯人は射殺という形で社会から取り除かれますが、そこに何の安心感も得られないことがこの作品が良くできている一番の証明ではないかなと思います。
このシリーズの中でも怖さという点では一番だと思います。
紙の本
ある意味コワイ
2017/07/01 22:23
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は思っていたほどのひっくり返しはなく、その点は残念。それよりも、こんなに個人の情報が筒抜けの世界って怖っ、と思いました。どこまでが、本当にあることで、どこからが、創造の世界なのか、疑問です。
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とある箇所で犯人分かったつもりが、全然見当はずれで情けねぇ。
ストーリーも興味ある分野なんで楽しめた。
ライムもまるくなったな~あのツンデレぶりはどこにいったのか。
し・か・し!個人的にデルレイが好きなんでせめて登場くらいはさせてやってくれ~
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〈リンカーン・ライム〉シリーズ第8弾
盗まれる個人情報
改竄されるデータ
知らぬ間に、罪を着せられる――恐怖
ミステリ:
ストーリー:
人物:
読みやすさ:
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ネットでの事件が報道される中、タイミングが良いというかなんというか。いろいろネットに書くことが怖くなります。
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あいかわらずのおもしろさ。ディーヴァー大好き。
わたしがディーヴァーを好きなのは、犯人さがしや謎解きだけじゃなくて、脇役でも、その登場人物の育った環境とか日常の暮らしのこととか、ストーリーには関係なくてもちょっとしたことがちゃんと書かれているところ。
たとえば、アメリアがわが子のように思っているパムの恋愛とか、新人巡査のプラスキーの少年時代のこととか。それぞれの人物に愛着がわいて応援したくなるというか。シリーズものには大切なことだと思う。
ライムの過去、学生時代のこととか、家庭や父親のことなんかもわかってきてすごく楽しい。(もう、楽しい、としかいえない。なんかヘンみたいだけど)。ライムをどんどん好きになる。
ラストも、事件の謎解きとは関係ないけど、しみじみよかった。ミステリで読後感がいい、ってすばらしい。世の中の悪人や嫌なしくみ、できごとをずっと読んできて、最後に、それでもやっぱり人間とか人生ってそう悪いものじゃない、って思えるというか。いつも読むたびに思うけど、ディーヴァーって絶対にいい人だ。
それにしても、個人情報を悪用した犯罪の話で、それは恐ろしかった。もう絶対にアンケートには答えない、とか、ネット通販も控えよう、とか、なるべく現金払い、とか考えた。
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スケールのでかい史上最大の犯罪に仕上がったようだ。コンピューターやネットを駆使した恐ろしい社会だ。知らないうちに個人情報が改竄されて、多重債務者や犯罪者に仕立てられている。想像しただけで背筋がぞっとする。
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リンカーン・ライムシリーズには被害者に選ばれた人物の描写が続き、犯人が詰め寄り、そこで優秀なチーム・リンカーンの横槍が!という気持ちよいパターンがあるんだけれど、今回の犯人はかなり最後のぎりぎりにいたるまで常に優位に物事を運んでいる雰囲気があって、ぞっとする瞬間が延々と続いた。おかげで読むのがやめられなかった。ああこんなに急いで読んじゃダメ、もっとゆっくり立ち止まって、と思ってもスピードを落とせずひっぱられるこの感覚。堪能したわあ。
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いつもゆっくり通院の車中で読むだけにしているのだけれど、今回は通院から帰っても気になって結局夜と朝で読んでしまった。
最後までドキドキ、ハラハラ
ネット犯罪など増えてきている昨今
データが盗まれたなど被害も出ている現在
これを読んでいると空恐ろしくなる。
実際個人データ―なんて簡単に盗まれてしまう時代だものね。
それにしても面白かったわ~
児玉清さん推薦の本を少しずつ読み始めたんだけど、著者とのインタビューを読んで、改めてもういないんだなぁと思ったら切なくなってしまった。
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現在社会においてはあらゆるところで個人の行動ログが取得されている。それを一箇所に集約することができて、そのようなデータを有効活用して、自分に最適な情報がレコメンドされるのなら良いのだが、今回の話のように改竄され、本当はおこなっていない行動を裏付けられたとしたら…
あり得るようで怖い。
事件解決に向け、ライム、アメリア、新人プラスキー、セリットーといったおなじみのメンバーが尽力する。
ライムのいとこ迄登場し、ライムの過去を振り返るシーンも面白い。
相変わらずのジェットコースター的な展開であっという間に読了。
(出張中に読み終わればと思いつつ、下巻は往路のみで読了)
著者は本当にいろんな事を詳しく調査されているのに感心させられます。(上から目線過ぎですが)
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ライムの従弟が、逮捕された。
周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。
「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。
でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。
これが怖い。こわすぎる。
も、手も足もでないじゃないかって状況から、まぁ、ライムなので無理矢理解決をこじあけていく。
安定の面白さです。
にしても、やっぱ「ボーンコレクター」は、白人の俳優で作り直すべきだよね。いや、デンゼンワシントンは最高によかったんだけどね、どーしてもあれがちらつくとぶれる。今回のようにライムのバックボーンがかかわってくると余計にぶれる。
それがしんどいです。
うん、せめてテレビシリーズにしてっていう案はないんですかねぇ。
にしても、<感覚>っていう感性は、すごいなと思うのである。
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やっと文庫になったしと思って読み始めてみたものの…なんかこれまでのリンカーン・ライムシリーズと違う気がしてならなかった。何が違うのか色々考えてみたら、まずはグリッド捜査や科学捜査のシーンが少ない気がする。そこが醍醐味なのになんだか残念。その分なんだが潜入捜査やアリバイとかを推してきて、なんだかキャサリン・ダンスの影響か?とか思ったりもした。ただプラスキーの活躍は個人的には嬉しい。あと物足りないのはなんといってもいつものどんでん返しがない。なんとなく最後まで予定調和というか…いつもは数カ所で思う、やられた!とのが一度もなく、なるほどなるほどと思っているうちに読み終わってしまった。最初に出てくるロンドン市警を巻き込んだ事件が絶対にどこかで絡んでくるんだろうと思っていたら、最後の最後まで絡んでこずがっかり。しかもそこでウォッチメーカーなのかって思ってしまう。新作に出てくるらしいのでその布石なのかもしれないが。最後の最期に伏線を全部回収していくのがこのシリーズの醍醐味な気がしたのに、次回への布石で終わるとは少し残念。
ただ次回作への楽しみが1つ。サックスはどんな新車を買うのか(笑)
ストーリー自体は全てを知る男という情報化社会の産物のような犯人の話だが、文庫になってしまう間に話題としてもはや古いものになってしまったように思う。出た頃に読んでいればまた違ったのかもしれないが、今では少し違うよなと思ってします。
そういう意味でも新作は文庫になるのを待つか、すぐ買うか悩むところです。
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下巻に入っても犯人の恐ろしさは増すばかりで、ギリギリまで犯人が突き止められない。情報を改竄できる犯人は強すぎる!最後のドンデン返しは流石。ディーヴァーは安定感あって外さない作家だと、再認識。