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息子殺し 演じさせたのはだれか
著者 著:斎藤茂男
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息子殺し 演じさせたのはだれか
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息子殺し 演じさせたのはだれか
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
“殺さないでくれ!”と叫ぶ息子をめった刺しにした両親。その減刑を嘆願する八万五千人余の署名。なぜ世論は子殺しに同情的なのか? 九二年、浦和市でおきた高校教師の息子殺害事件。事件関係者、各界からの証言で事件の本質に迫る。
目次
- 息子殺しを演じさせたのはだれか--斎藤茂男【1景】八万五千人の共鳴問題提起・親の子殺しは正当化されるか--友田陽子異端排除への加担 嘆願署名運動の実情とその恐ろしさ--野辺明子わたしはこう想う 友田レポートを読んで自分の子育てを問われた親たち 市民学習会からのレポート--平野和弘私が“あの母親”だったら 正しい子育てってなに?--家永史子【2景】彼はこんな若者だった“ぼくは仮面をかぶせられていた”友人たちの描くJUN--藤井誠二恵まれた環境のなかで葬られた自立 “罪はすべておまえにある”の論理--山崎哲【3景】下手人はだれか子殺しに共鳴する論理 判決の“精神医学的分析”を分析する--平野和弘血の海のなかの黙示録 親を死刑執行人にさせるもの--斎藤茂男【4景】現代家族の病理模範的核家族の虚偽と崩壊 生産力主義の旧世代をどう超えるか--関曠野権力的統制と化した日本の子育て マクロ・ポリティックスと家庭・学校--竹内常一空白のセリフ あとがきにかえて--斎藤茂男
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