電子書籍
本よみキッズの事件簿 : 子どもと本と、ときどき大人
子どもが本と出会うとき、「事件」は起きる。職員室天井破り事件、カイコに迫る危機、おめでとうクッキーの謎……。日常の変化こそが「事件」だ。そこから子どもの願いや秘密が見えて...
本よみキッズの事件簿 : 子どもと本と、ときどき大人
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
本よみキッズの事件簿 子どもと本と、ときどき大人
商品説明
子どもが本と出会うとき、「事件」は起きる。職員室天井破り事件、カイコに迫る危機、おめでとうクッキーの謎……。日常の変化こそが「事件」だ。そこから子どもの願いや秘密が見えてくる。いっしょに読んで発見する新たな本の魅力。教室で、図書室で、親子で、読んで語った44冊。
目次
- はじまりの章──本の風穴優等生で裏番、ユミちゃんのユーウツ……『マリア探偵社 消えたCMタレント』きのうころした一万びきのせんせい……『やぎとライオン子どもがこぞって尊敬する、かなり変な大人……『ムジナ探偵局』1章◆本の学級──教室で読んだ、みんなで読んだ新一年生、はじめて図書室に来る……『999ひきのきょうだいのおひっこし』ちょっぴり泣きたい新入生……『くんちゃんのはじめてのがっこう』『10までかぞえられるこやぎ』つくってみない? 奇想天外な選択肢……『ねえ、どれがいい?』晴れた日には鉄筋校舎を抜けだして……『バーバパパのがっこう』四年一組・校内魔界探検隊……『幽霊屋敷レストランエスカレートする災難をおおいに笑う……『ものぐさトミー』料理できるぜ、十歳の名コックたち……『おいしくつくっておやつのじかん』男の子の性を語る、ありがたい助っ人……『おちんちんの話』カイコを救え! 絵本を追って猛ダッシュ……『カイコの絵本』激論! チーズは正当な報酬か……『ねずみのとうさんアナトール』応援したい、一途なオトコの恋心……『たこやきハマちゃん大ピンチ!』ばあちゃんも父ちゃんも踏んだ「ゆきみち」……『ゆきみち親子で読んだできごといっぱいの小さな散歩……『でんしゃがくるよ!』いつもあなたを見ているよ……『アンジェリーナはバレリーナ』2章◆本の贈り物──わたしのためにあった物語ひとりの月夜にやってきた友だち……『おやすみ、わにのキラキラくん』母さん恋しいギャングエイジ……『半月館のひみつ』午後の図書室での一期一会……『おかあさんがおかあさんになった日』結末が心配で待てなかったカッちゃん……『なまけものの王さまとかしこい王女のお話』アキオくんの特別なズボン……『ちびくろ・さんぼ』ミシンカタカタ、せつないワンピース……『わたしのワンピース』親子で読んだむなしさや孤独を考えはじめる年ごろに……『ビッグバンのてんじくネズミ』しかたなく冒険に出る弱気なところが好き……『リンの谷のローワン』シリーズだいじょうぶ、友だちはきっとできる……『友だち』3章◆本の五感──からだことば・ことばあそび読み聞かせおじさん登場!……『これはのみのぴこ』ヤスオちゃんの傑作紙芝居……『カニ ツンツン』テッちゃんに教わった「歌い読み」……『さる・るるる』「かおかお、どんなかお?」でコミュニケーション……『かおかおどんなかお』ヨシくんの感覚世界にベストマッチした一冊……『みんなうんち』親子で読んだ心をくすぐる言いかえゲーム……『ぜったいたべないからね』エレベーターでハワイにいってみませんか……『よりみちエレベーター』
- ほか
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
本との出会いによって引き起こされる様々な思い
2007/03/11 15:05
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はしの - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもと本との出会いが描かれている。まさに書名の『本よみキッズの事件簿』のとおり、子どもにとっては一冊の本との出会いが、まさに”事件”のようなものなのだ。字の通り、学校で起こった事件であったり、本を読んで子どもわかった子どもの想いであったり、そして子どもを見つめる大人が変わっていく様子であったり、まさに本を交えて起きた事件簿である。
今までにあったような、子どもの本を紹介するのではなく、本を触媒に変化していく子どもたち、そして大人たちを描いているのがこの本の特長だ。一人一人の一つとして同じものはない、出会いのドキュメントだ。子どもに関わるおとなたちみんなに読んでほしい。