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プリムローズ・レーンの男(上)
オハイオの田舎町で「プリムローズ・レーンの男」と呼ばれてきた世捨て人が殺された。なぜか一年じゅうミトンをはめていたその老人は、殺害時、すべての指が切り落とされミキサーで粉...
プリムローズ・レーンの男(上)
プリムローズ・レーンの男 上 (ハヤカワ文庫 NV)
商品説明
オハイオの田舎町で「プリムローズ・レーンの男」と呼ばれてきた世捨て人が殺された。なぜか一年じゅうミトンをはめていたその老人は、殺害時、すべての指が切り落とされミキサーで粉々にされていた。ノンフィクション作家のデイヴィッドは、編集者にこの事件を調べるよう求められた。愛妻の死後、断筆を続けていたが、この事件には何か特別なものを感じる。作家は調査の乗り出すが、信じがたい事実が次々と明かされ…。
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紙の本
評価それ自体が面白みになる類の話。
2015/09/20 02:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えにぐま - この投稿者のレビュー一覧を見る
上下合わせてのレビュになります。
帯が「二転三転四転五転!?」と煽りに煽ってましたが、
まぁその看板に偽りは無いでしょう。
確かにミトンをはめた男が殺された事件から、話が大きく、しかし着実に進みます。
一見地味に思える殺人から膨らんでくのは作者の狙い通り。
謎がでかすぎると話の土台自体を見失って肩透かしになる話はありますが、
この作品はしっかりまとめたと自分は思いました。
たぶんこういう作品に興味を持つ方は、そういうメタな楽しみも含めていると思いますので、
もう敢えて余計なことは言いません。
自分としては十分及第点。
普通の探偵小説を期待してブーブー言う人はいるかもしれないですね。
紙の本
裏表紙のあらすじは違うかな
2016/06/30 17:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hal0609 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ上巻だけですけど、読んだ感じは帯通りで、村上春樹が書いたミステリーな感じ。あまりミステリーには力が入らず、一部では主人公と妻の出逢いから始まる過去のパートと妻を喪ってからの現在のパートが描かれます。
どうやら主人公の妻がキーマンなのだろうと思いつつ読み進めているのですが…。
あと気になるのは、この作者、一部二部とも落ちを一番最初に割って語り始めます。何故こんなことするんだろう?
もう一つ、カットバックが多いけど、今の所お話は二転三転などしてません。帯のあおりもやりすぎですね。