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資本主義の正体
著者 池田信夫
今、マルクスが新たな脚光を浴びつつある。なぜか。それはフランスの経済学者、トマ・ピケティが書いたベストセラー『21世紀の資本』が描く現代の「格差」の姿が、「資本主義がグロ...
資本主義の正体
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資本主義の正体 マルクスで読み解くグローバル経済の歴史
商品説明
今、マルクスが新たな脚光を浴びつつある。なぜか。それはフランスの経済学者、トマ・ピケティが書いたベストセラー『21世紀の資本』が描く現代の「格差」の姿が、「資本主義がグローバル化するにつれて、富は一部の資本家に集中し、残りの人々は窮乏化する」としたマルクスの予言と重なるものであったからだ。マルクスが思想が、再び説得力をもって甦ってきたのである。実は、マルクスが分配の平等を主張したことも、グローバル化に反対したこともなかった。それどころかマルクスは、国家が分配の平等を実現しようとする温情主義を否定し、グローバル資本主義が伝統的社会を破壊するダイナミズムを賞賛したのだ。マルクスが未来社会として構想したのは「平等社会」ではなく「自由の国」だった――そう著者は喝破する。では、彼が見通した資本主義とはいかなるものだったのか。そしてその現代的意味とは…?新たなマルクス像に光を当て、現代の諸問題を斬る意欲作!
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紙の本
資本主義
2015/03/01 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sanon - この投稿者のレビュー一覧を見る
共産主義と社会主義ってなにが違うの?というレベルの私ですが、タイトルに惹かれて手に取ってみました。私の、そして多くの人が思っているマルクスの思想は誤解であることを最初に述べ、本来のマルクスの思想に立脚しながら資本主義の生い立ちを丁寧に解説しており、非常に勉強になりました。最近はピケティがは流行ですが、本書も併せて読むと、資本主義に対する知見がより一層広がると思います。
紙の本
一言だけ!
2015/04/18 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄河 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルクスを利用したこじつけ論の展開ですね。