読割 50
電子書籍
地の底のヤマ(下)
著者 西村健
三池炭鉱を舞台に描かれた熱き人間ドラマ。地元の警察官・猿渡鉄男は、「名刑事」だった父の死の謎を追い続けていた。時代は、昭和から平成へ。斜陽化する炭鉱の街、必死に生き抜く人...
地の底のヤマ(下)
地の底のヤマ 下 (講談社文庫)
商品説明
三池炭鉱を舞台に描かれた熱き人間ドラマ。地元の警察官・猿渡鉄男は、「名刑事」だった父の死の謎を追い続けていた。時代は、昭和から平成へ。斜陽化する炭鉱の街、必死に生き抜く人々、時代を反映した数奇な事件。すべてが折り重なって解明された、父親殺しの真相とは?第33回吉川英治文学新人賞受賞作。
目次
- 第三部 昭和六十四/平成元年 1989
- 第四部 現 在
- 文庫化に際してのあとがき
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
予想外の展開でした。
2021/09/08 09:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
胸に鬱積するものを抱えながら刑事の仕事をする猿渡。不審な死を遂げた父の死因を再度調べ始める。ある日、在りし日の父を知る証言者が現れる。そして当時の刑事の捜査資料を入手し、追っていた犯人に迫る。しかし、そこでわかった事実は・・・。
父の死の真相、そして犯人、猿渡の家族が複雑に絡んだ事件でした。賑やかだった炭鉱の街から廃れた街へと変化していくところに時代を感じた。エネルギーが石炭から石油へと変化していく中でそこで生き抜く人たちの想いを改めて感じた。ちょっとヘビーな内容でしたが、非常に面白かった。