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福翁自伝
豊前中津奥平藩の下級士族の末子が「窮屈な小さい箱」をヒョイト飛び出し、洋学を志して長崎、大阪、江戸へ、欧米へ……。幕末・維新の大変化の時代を「自由自在に運動」し、慶應義塾...
福翁自伝
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福翁自伝 (講談社学術文庫)
商品説明
豊前中津奥平藩の下級士族の末子が「窮屈な小さい箱」をヒョイト飛び出し、洋学を志して長崎、大阪、江戸へ、欧米へ……。幕末・維新の大変化の時代を「自由自在に運動」し、慶應義塾を創設、「大いに西洋文明の空気を吹き込」んで日本の思想的近代化に貢献した福沢諭吉。その痛快無類の人生を存分に語り尽くした自伝文学の最高傑作。(講談社学術文庫)
目次
- 凡 例
- 初版序(石河幹明)
- 幼少の時
- 長崎遊学
- 大阪修業
- 緒方の塾風
- 大阪を去って江戸に行く
- 始めてアメリカに渡る
- ヨーロッパ各国に行く
- 攘夷論
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紙の本
福沢諭吉の自伝文学の最高傑作です!
2020/02/28 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、誰もが知っている福沢諭吉の人生を存分に語りつくした自伝文学の最高傑作とも言われる一冊です。福沢諭吉は、豊前中津奥平藩の下級士族の息子で、ある時、家を飛び出し、洋学を志して長崎、大阪、江戸へ、欧米へとさすらいます。そして、幕末・維新の大変化の時代を迎えると、自由自在に活動して、後に、慶應義塾を創設し、大いに西洋文明の空気を吹き込んで日本の思想的近代化に貢献します。彼の痛快無類の人生を軽妙な筆致で描いた、多くの日本人に一度は読んでいただきたい傑作です!
紙の本
自伝文学の最高傑作
2016/06/14 14:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sun35510 - この投稿者のレビュー一覧を見る
語るに値する生涯、自らそれを生きた優れた語り手が自伝文学の最高傑作を生んだ。政治、経済、学術、教育面で文明開化をリードした福沢諭吉の「自伝」らしい特徴を持つ。幕末と明治前半史の入門書としても読むことができる。
とにかく文句なしに面白く痛快な読み物。