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女帝の世紀 皇位継承と政争
著者 著者:仁藤 敦史
六世紀末の推古から八世紀の称徳まで、一五〇年間に八代六人が即位した「女帝の世紀」。白村江の戦いや壬申の乱など、動乱と政争の時代を統治した女帝の皇位継承システムと、王権の視...
女帝の世紀 皇位継承と政争
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女帝の世紀 皇位継承と政争 (角川選書)
商品説明
六世紀末の推古から八世紀の称徳まで、一五〇年間に八代六人が即位した「女帝の世紀」。白村江の戦いや壬申の乱など、動乱と政争の時代を統治した女帝の皇位継承システムと、王権の視点からの歴史像を描く。
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古代の皇位継承
2021/08/24 07:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代の女帝たちは男系継承の中継ぎではなく律令でも認められていた正当なものだということが述べられている。天智天皇の不改常典とは男系直系継承を指すとの通説を改め次の天皇候補を群臣の推戴ではなく前天皇が指名するという姿勢を指すと指摘されている。また、長屋王の変を藤原氏の陰謀説を廃し壬申の乱の功臣と皇権を強化したい聖武天皇との対立に原因を見ていることが興味深い。