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電子書籍
風は山河より(六)(新潮文庫)
著者 宮城谷昌光
三河制圧に意欲を燃やす信玄は、ついに三方原にて家康と激突する。圧倒的軍勢を誇る武田軍を前に、勝敗は呆気なく決し、家康は敗走。窮地に追い込まれた徳川軍の最後の砦は、野田城に...
風は山河より(六)(新潮文庫)
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風は山河より 第6巻 (新潮文庫)
商品説明
三河制圧に意欲を燃やす信玄は、ついに三方原にて家康と激突する。圧倒的軍勢を誇る武田軍を前に、勝敗は呆気なく決し、家康は敗走。窮地に追い込まれた徳川軍の最後の砦は、野田城に籠もる菅沼定盈のみ。勢いづく敵は三万、守るは四百。絶体絶命の中、定盈は一ヶ月に亘る大攻防を繰り広げる。並居る武将を唸らせた男はいかに生きたのか。菅沼三代を描いた歴史巨編、堂々の完結。
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紙の本
武田家を抗ぐ
2022/02/25 20:15
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投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品のクライマックス。
菅沼定盈らが、野田城に籠って、武田信玄の大軍を一か月以上にわたって引き付けて、最終的には取引による無血開城に至るまでの、爽快な物語が描かれる。
しかし宮城谷作品にありがちなことで、終盤のまとめがあまりにもあっさりしていて、クライマックスで描かれたことの重みが、虚構であるかのような印象になってしまうのが残念。