電子書籍
時刻表2万キロ
著者 宮脇俊三
時刻表を愛読すること四十余年の著者が、寸暇を割いて東奔西走、国鉄(現JR)二百六十六線区、二万余キロ全線を乗り終えるまでの涙の物語。日本ノンフィクション賞、新評交通部門賞...
時刻表2万キロ
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時刻表2万キロ (河出文庫)
商品説明
時刻表を愛読すること四十余年の著者が、寸暇を割いて東奔西走、国鉄(現JR)二百六十六線区、二万余キロ全線を乗り終えるまでの涙の物語。日本ノンフィクション賞、新評交通部門賞受賞。
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紙の本
紀行作家、宮脇俊三氏による鉄道紀行文です!
2020/05/12 11:16
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、紀行作家である宮脇俊三氏によって著された鉄道紀行文です。宮脇氏の作家デビュー作でもあり、刊行された1978年には日本ノンフィクション賞受賞を受賞しています。同書は、鉄道ファンであった宮脇氏が、週末という限られた時間の中、時刻表を駆使して、それまでに乗り残していた日本全国の日本国有鉄道(国鉄)の路線(主に盲腸線)約100線区に乗車し、3年をかけて当時の国鉄全路線完全乗車へ挑んだ過程を綴った紀行文です。タイトルの「2万キロ」というのは、当時の国鉄の旅客営業キロが20,992.9キロメートルであったことによります。実は、同書がきっかけで、「鉄道に乗る」こと自体を目的に旅をするということが趣味として世間で認知されることになり、後に国鉄の「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーンを実施するまでになったと言われています。同書は主として1975年から1977年の乗車記録が中心に描かれています。
紙の本
旅行欲
2021/09/10 03:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鯏 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自粛期間中の暇潰しのために購入したら、夢中になってしまいました。現在は、感染症の流行で、長距離の外出も控えなくてはならない世の中ですが、いつかまた、気兼ねなく旅行に行ける日が来ることを願っています
紙の本
こだわりを感じました
2022/11/12 03:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでほじい - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かにこだわってつきつめていく。そんな趣味の原点を見た気がしました。作者は中央公論の編集長という要職にあった方ですが一般のサラリーマンでもこだわりをもって趣味を突き詰めれば死んだ後でも作品が残ることがあるかもっ知れない、と感じさせる傑作でした。
紙の本
良いです。
2022/08/01 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スッチー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白いです。興味のある方にはオススメです。とても素敵です。読みやすく面白いです。分かりやすいです。
紙の本
鉄道紀行文の名作
2008/12/15 02:01
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の中に部分部分で小さな路線地図が出てくる。しかし、広い範囲がわかりにくいので、大判の時刻表の最初に出てくる地図を見たり、印を付けながら読むとわかりやすい。
最近は、鉄道専門の地図帳が評判になったりしているので、それも良いかもしれない。
旧国鉄時代の駅員や車掌のようすがよくわかる。基本的には客を乗せてやってるという態度だった。現在のJR各社からは想像もつかないだろう。
私の記憶にあるのは、国鉄時代、東京の綾瀬駅の改札を通った時に駅員が「ありがとうございました」と言ったので、とてもびっくりしたことだ。おそらく駅長などの指示でそのようにしていたのだろうが、国鉄でそのような対応は非常に珍しかった。今では当たり前の対応だろうが。
反面のんびりしたところもあって、著者のために景色のいいところで車両を止めてくれたことがあったとのこと。これも今は絶対にしないだろう。
紙の本
鉄道ファンによる鉄道ファンのための著作
2001/11/12 00:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MFTR - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道旅行作家として有名な宮脇俊三氏の著作の中でも代表的な作品。著者による国鉄全線踏破の記録である。最近の宮脇氏の作品は読み易いものが多いが、この本に限っては、やたら路線の説明や列車の解説が多く、書き手は言うまでもなく読み手としても鉄道ファンが前提とされているのかな、という気がする。とはいえ、中学生の時に呼んだこの本には、非常に影響されましたね。
紙の本
もうまねができない、廃線だらけ
2022/12/05 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変に失礼ながら、私は作者のことをこの本を読むまで知らなかった、もちろん何をしている人なのかも知る由もなかった。だから、どこかの中小企業の閑職に追いやられている人で好き放題に休めるから全線制覇もできたのであろうと思っていた、ところが中央公論社の要職にいた方で、「中央公論」や「婦人公論」の編集長、常務取締役などを歴任したとても忙しい方だったこことを知り、その激務の間を縫っての全国各地への鉄道の旅だったことに感動してしまった。当時、宮脇氏が乗った北海道の国鉄路線と現在の路線図を比較して驚いた、盲腸線といわれてた支線などはもちろんのこと、幌延と留萌を結んでいた羽幌線やオホーツク海に添って走っていた各線もばっさりと廃線になっている、と考えると国鉄時代の路線に全部乗るということの凄さが余計に理解できる
電子書籍
時刻表の奥深さ
2021/06/27 14:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qcal - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで時刻表の奥深さがよくわかりました。 次の列車に乗るためには時刻表がカギになるということです。
私もほぼ同時期に周遊券を使い旅をしました。
ただ残念なのは写真が一枚もないことです。 そして2万キロ達成した時の高揚感を想像していたものと違っていたことです。
鉄道の乗り方も様々だと改めて思いました。
紙の本
宮脇俊三氏のルーツとも言える一冊
2001/01/31 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松本典久 - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道をテーマに著作を続ける宮脇俊三氏のルーツとも言える名著。乗車経験のある路線を調べていて国鉄全路線を完全乗車する夢を持つ。会社勤めの制約は「時刻表」を駆使して乗り切り、足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道)で念願を果たす。筆者の関心は、旅の行き先ではなく、もっぱらその途上。その顛末をユーモアあふれる筆致で綴ったエッセイだ。日本ノンフィクション賞、新評賞受賞。角川文庫などにも収録されている。
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