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天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
著者 小川一水
西暦2803年、メニー・メニー・シープから光は失われ、《咀嚼者》の侵入により平和は潰えた。絶望のうちに傷ついたカドムは、イサリ、ラゴスらとともに遥かな地へと旅立つ。いっぽ...
天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
天冥の標 8PART2 ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫 JA)
商品説明
西暦2803年、メニー・メニー・シープから光は失われ、《咀嚼者》の侵入により平和は潰えた。絶望のうちに傷ついたカドムは、イサリ、ラゴスらとともに遥かな地へと旅立つ。いっぽう新民主政府大統領となったエランカは、国家再興に向けた苛酷な道へと踏み出す――ふたたび物語が動き始めるシリーズ第8巻後篇
著者紹介
小川一水
- 略歴
- 1975年岐阜県生まれ。著書に「臨機巧緻のディープ・ブルー」「導きの星」「天冥の標」など。
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紙の本
希望が垣間見える
2016/04/11 11:15
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
part1とはうってかわってすごく面白い。ピンチの組織をみんなのチカラで立て直させる話は小川一水の真骨頂。状況は絶望的だが、希望が垣間見えるのが物語を読み進める原動力になっている。続きも楽しみ。
電子書籍
とうとう既刊分読破してしまいました
2015/09/29 22:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白髪雀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう最新刊に追いついてしまいました。どの巻でレビューすれば良いか不明です。
全10巻の予定と聞いており8巻まで読むうちに9巻が出るのではと期待しておりましたが、まだ何時出すのかというアナウンスもないままに既刊は読了です。過去の発刊ペースなら5月ぐらいに9巻が出るはずなのに。
メニーメニーシープという太陽系外植民地での出来事で始まった第1巻。希望に満ちてハッピーエンドで終わるのかと思いきや、いきなり“咀嚼者”の登場で、主人公をはじめ大方の登場人物が死亡ないしは行方不明で終わった第1巻。
2803年が舞台であった物語は第2巻で2015年に巻き戻る。第1巻とのつながりが掴めないまま、冥王斑という凶悪な伝染病のパンデミック(世界敵規模での流行)を描く。
巻を進めるとともに見えてくる、天冥の標の世界観。物語の舞台は太陽系だが描かれる事件は全宇宙を巻き込み太陽系誕生以前から続いている抗争である。なにやら平井和正の幻魔大戦を髣髴とさせる。
第1巻を構成する登場人物(種族)も巻が進む毎に登場してくる。
第8巻では舞台、時代は第1巻に戻る第7巻までの構成を踏まえ、もうひとつの(もうふたつのか?)メニーメニーシープが語られる。
長い長い物語ではありが、毎巻ごとに新たなアイデア、展開が盛り込まれ飽きることがないのである。
久しぶりに新刊を待つことになってしまった。