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末期ガンは手をつくしてはいけない
著者 著者:金重哲三
何本もの管につながれ、全身が水ぶくれとなり、苦しくてあの世に早く逝きたくても、血圧を上げるリスクを使い、人工呼吸器につなぎ、簡単には死なせてくれません。その結果は、見るも...
末期ガンは手をつくしてはいけない
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末期ガンは手をつくしてはいけない
商品説明
何本もの管につながれ、全身が水ぶくれとなり、苦しくてあの世に早く逝きたくても、血圧を上げるリスクを使い、人工呼吸器につなぎ、簡単には死なせてくれません。その結果は、見るも無残な死に顔です。「兎角この世は住みにくい」という、生きていくことの難しさもそうですが、実は「死に難い世の中」でもあるのです。
【目次】
覚悟して捨て、感謝して逝く
死を学ぶ
選択について
ガンの末期には手をつくしてはいけない
「末期ガンです」と言われるのは、
「ある日、突然」です
ホスピスにたどり着くまでの遠く険しい道
家族が大問題
医者も大問題
「養生」こそ問題
痛みとモルヒネについて
生命の維持について
人工栄養で生かされるのは恨めしい
死に至る順調な経過を理解する
悔いのない逝き方
十七箇条
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紙の本
病院で死ぬことが患者さんにとって何を意味するのかを、この本ではじめて知りました
2004/01/31 15:50
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投稿者:春うらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んではじめて、病院で死ぬことが患者さんにとって何を意味するのかを知った。私は今まで、ガンになったら最後まで闘うことが、患者さんはもちろん、そのご家族にとっても重要であると思っていた。でも、患者さんの痛みや苦しみは、患者さんでなければわかりません。この当たり前のことが、医師もご家族もわかっていない。この本の著者はホスピス医として、たくさんのガン患者の最期をみとってこられた。なぜ医療ではなく、ケアをすすめるのか。この本には著者の確信が詰まっており、うなずくことが多い。今の世の中は、医療不信や命を軽視する風潮が強い。こんな時だからこそ、医療や命についてしっかり考えてみたい。読みおえたら、誰かにすすめたいと本当に思う。