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1686年秋、アムステルダム。18歳のネラは、裕福な商人ヨハンネス・ブラントの妻としてこの繁栄する都市へやってきた。新生活への期待に胸をふくらませつつも、待っていたのは、...
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商品説明
1686年秋、アムステルダム。18歳のネラは、裕福な商人ヨハンネス・ブラントの妻としてこの繁栄する都市へやってきた。新生活への期待に胸をふくらませつつも、待っていたのは、婚家の富に戸惑い、辛辣な年上の義妹マーリンに反発し、不在がちの夫に落胆する日々だった。しかし、夫からの結婚祝いである豪奢なドールハウスがそんな生活を変えた。なぜか新しい家族に生き写しの人形たちに導かれるようにして、屋敷が抱く秘密を知ったネラは、行く手にひそむ危険に気づくが…。黄金時代のオランダの光と影を描き上げ、刊行前から世界の出版界の話題を独占した驚異のデビュー作。全英図書賞受賞作。
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次作は買わないかな
2015/09/06 17:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Basilk - この投稿者のレビュー一覧を見る
前評判が良すぎたため期待度も高かったのですが、正直期待外れでした。
面白いか面白くないかと問われたらまあ面白いと答えますが、読んで良かったというより時間を無駄にした気がしました。
ドラマ化が決定しているそうなので、ドラマでさらっと見た方がいいかも知れません。
人物描写も心理描写も中途半端で、主人公も成長したというよりは突然キャラが変わったような感じすらあり、何より主人公に魅力を感じませんでした。むしろ義理の姉や使用人の方が好きでした。
ネタバレになるので理由は書きませんが、ミステリーとしても中途半端で、若干グロテスクな場面もあるので苦手な方は要注意かも知れません。
同じく女流作家のケイト・モートンの文章は少々冗長でも好きなのですが、この作家は次作品が発表されても多分買わないと思います。
ここから以降ネタバレ含みます。
動物(犬)が殺されるシーンや、出産シーンがグロテスクで若干悪趣味な印象でした。物語の進行上必要だったとしてももっとさらっと流してもいいんじゃないかと。
あと超能力者が出てくる時点でミステリーとして成り立たないのではないでしょうか。ミニチュア作家の父親が出てきて事情を明かすシーンもなんとなく唐突な感じで、せめてその辺りを謎のままにしておいた方がまだマシな気がします。