- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/06/09
- 販売終了日:2017/12/20
- 出版社: KADOKAWA/角川書店
- レーベル: 角川書店単行本
- ISBN:978-4-04-102958-9
読割 50
電子書籍
蒼天見ゆ
著者 著者:葉室 麟
元秋月藩士の父、そして母までも惨殺された臼井六郎は、固く仇討ちを誓う。しかし武士の世では美風とされた仇討ちが、明治に入ると禁じられてしまう。おのれは何をなすべきなのか。六...
蒼天見ゆ
蒼天見ゆ
商品説明
元秋月藩士の父、そして母までも惨殺された臼井六郎は、固く仇討ちを誓う。しかし武士の世では美風とされた仇討ちが、明治に入ると禁じられてしまう。おのれは何をなすべきなのか。六郎が下した決断とは?
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電子書籍
蒼天見ゆ
2015/09/29 22:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shimaちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末の激動期に頑固なまでに、武士の意地を貫きとおした男、白井六郎を描く。
時代が変わって刀を捨てることになっても、武士の心を保ち続けた男の生き方に感動した。
紙の本
いつもながら
2015/07/17 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書豆小僧 - この投稿者のレビュー一覧を見る
葉室作品は全て読破していますが、読み終えた後なんとも言えない爽快感、達成感みたいな気持ちになる。
この作品は青空を見よと言っているように今後の人生においてもこと何かが起きた時少々くじけた時、へこんだときこれからは青空もみて考えるようにしたいと思います。
蒼天とはいい言葉です。
電子書籍
そういう時代も
2017/10/22 08:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
武士の世の中が終わり、急速に社会が変化した時代に生きた主人公の生き様を悲しい気持ちになりながら読みました。自分ではどうにもならない社会の変化に、とまどいながらもぶれることのない生き方は、かっこいいと感じました。今とは全く違う時代のことですが、何か今に似ているところもあるなあと思います。
紙の本
悲しい人生だなあ
2016/01/16 12:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて悔しくて一気に読んでしまったけど、葉室麟の作品にしては、劇的な感動があまりなかったような気がする。
六郎は、見事父の仇討を果たした訳だが、彼の人生は、本当にこれで良かったのだろうかと考え込んでしまった。むしろ糾弾され真に苦しみ悩むのは、父親の亘理が暗殺された時に安直に犯人たちを許してしまった黒田の殿様や藩にあるのではないだろうか。
時代の流れや真実が判らないのは、凡人ならず普通の人達ではまあ仕方がないが、その流れが読める人や自分たちの行く末を托せるような人物はみんなで守立てていこうという発想が何故起こらないのか。それが残念だ。
自分さえ栄達すればそれでいいという声の大きい人達が幕末維新の頃には一杯居たということがこれでよく分かった。明治維新もその意味ではただの政権交代であった。